成人における KI 錠
公衆衛生当局の指示があった場合、成人は推奨用量の KI 錠を服用しなければならない。
KI の副作用リスクは年齢と共に増加するが、一方、40 歳超の人の放射線による甲状腺がん リスクは低い。このため、甲状腺への放射線量が甲状腺に脅威を与え機能を損なうような レベルに上昇しない限り、通常は、40 歳超の成人に KI による甲状腺保護は指示されない。 放射性物質が放出された地点から遠く離れた場所では、通常、こうしたレベルには達しな いが、公衆衛生当局の指示が出たら従わなければならない