パンデミック (pandemic)という言葉を御存知ですか?
(※パンデミック(感染爆発)は感染症が世界的に流行することを言う)
2009年5月現在、多くの人は知っていますね。
ほんの2ヶ月前は・・・
「パンデミック?新型インフルエンザ?なにそれ?」
という人が多かったはずです。
今は豚インフルエンザH1N1型由来の新型インフルエンザによるパンデミックの可能性が、連日報道されています。
このH1N1というウィルスは「弱毒性」で、今のところ季節性のインフルエンザと症状は大きく変わらないとされています。
それなのに連日騒いでどうかしてる。とお思いの方も多いようです。
確かに、経済的影響もありますし、
もともと鳥インフルエンザ由来の強毒性新型インフルエンザ用対策のままでは適切とは言えないかもしれません。
しかし、今回のことで大切な事が良く分かりました。
それは・・・
『強毒性新型インフルエンザが流行すれば誰も止められない』
という事です。
水際対策をしてもこのままの対策では国内に必ず入ってきます。
国内に入れば感染拡大は止められません。
これが今回の弱毒性新型インフルエンザによって、これまでは予測とされていた事が証明された事になります。
その強毒性新型インフルエンザ(H5N1)によるパンデミックが起きた時の予測が以下の通りです。(簡略化しています)
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強毒型の H5N1 型鳥インフルエンザウイルスから出現する新型インフルエンザウイルスによるパンデミック。
この新型インフルエンザは人類がまだ体験した事がない強毒性のもので、免疫がない為、感染すれば重症。致死率も高いと予測されています。
(これまで幾度か流行したインフルエンザはどれも弱毒性だった)
全身感染が起こり、あらゆる臓器が破壊され出血をおこします。
パンデミックが起きれば、日本の人口の約25%にあたる3,200万人が感染し、0.5%にあたる64万人が死亡すると厚生労働省は発表しています。
(一部の専門家の間ではこの予測の3倍になるとも言われています)
20代感染者の致死率は63%。10代は最も高い73%とと予想されているのは、サイトカインストーム(防御免疫機構の過剰反応)によって、身体が過剰反応を起こし自らを痛めてしまい、その結果あらゆる臓器に障害(多臓器不全)が出る為です。
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この恐ろしい話は、世界的に認知・予想されており避けられません。
近い将来、どんな形にせよ鳥インフルエンザ由来のパンデミックは起こる。
パンデミックの危機は今回の豚インフル由来だけではない事を、このコミュやその他より正しい情報を集めて知って下さい。
むしろ、今回の豚インフル(弱毒性)は巨大な波が来る前の予行練習くらいにとらえてもいいかも知れません。
もちろん。今この瞬間も十分警戒して、情報収集や備蓄などする必要はあります。
今回の波が過ぎていった時に気を緩めないで下さい。
こんな程度では済みません。
このコミュニティは、パンデミックの危機が迫った今。
自分達に出来る身近な準備「備蓄」について皆で教えあうコミュニティです。
●強毒性って?何が違うの?
●備蓄って何?
●備蓄は本当に必要なの?
●備蓄品リスト
●こんな備蓄品購入しました
などなど、パンデミックの危険性を理解して、「知識のワクチン」を身につけ、日本中に広めましょうっ!!!
現在、国内の感染も拡大している状況ですが、症状は軽く致死率も低いという事で多くの人は普通に生活しています。
しかし、現状もし強毒性だったとしたら・・・
想像してみてください。
人々はパニック。お店に駆け込み物を買いあさると想像出来ます。
社会・経済はストップ。
お店の物はなくなり、価格高騰も起こるはずです。
決して脅かしたいわけではありません。
冷静に正しい知識を身に付け、準備する事が大切です。
「その時がきたら動くよ」
ではなく、今準備をする事が大事です。
ただ、備蓄するだけです。
備蓄しておいて、もし必要ない程度(その確率は極めて低いですが)で収まったとしても、基本的に備蓄品は日常で使うものです。損はしません。
死ななくていい人を死なせたくない。
苦しまなくていい人を苦しませたくない。
今、自分達に出来ることをしましょう。
大切な人を守るために・・・
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WHOによる「世界インフルエンザ事前対策計画(WHO global influenza preparedness plan )」における警報フェーズ
困ったときには