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『世界の肖像』コミュのマサイからの贈り物

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2001年9月11日、その日、
キメリ・ナイヨマ(Kimeli Naiyomah)は、
たまたまニューヨークを訪れていた。


そして、そこで、彼は、
巨大なビルに、旅客機が突っ込み、
崩れ落ちるのを目撃した。

彼は、非常にショックを受けた…
…と同時に、大変失望もした。

「ぼくは、消防士でも、何者でもなかったから、
 何の助けもできないって思ったんだ。」


その心の痛みは、
キメリを、生まれ育った自分の村へと向かわせた。


キメリの村は、
アフリカのケニアのサバンナにあった。

そこは、マサイ族の村であり、
キメリは、マサイの戦士として生まれ育った。


マサイ族の人々は、
現代社会と関わりを持ちながらも、
今でも、牛を中心とした、
伝統的な暮らしを大切に守っている。


水道も電気もない生活の中、
テレビも観ないマサイの人々は、
半年がたった2002年になっても、
9.11のニュースを知る者は、
ほとんど誰もいなかった。


そこへアメリカのスタンフォード大学へ
留学生としていたキメリが、
マサイの村へ帰ってきた。


キメリは、自分の家族をはじめ、
村の人々へ、自分の目撃したことを伝えた。

見たこともないアメリカという国で、
雲に届くような巨大な建物が火に包まれ、
そこから人々が、次々に、空から落ちてきて、
そして、たくさんの人々が死んでいったことを…。

「みんな、そんな高い建物のことも、
 そこから人が飛び降りることも
 信じられなかったみたいだよ。」

キメリはそう言う。


だが、キメリの言葉は、
マサイの人々の心をとらえた。

マサイの人々は、
キメリと同じように、
心を痛めた。

そして、1ヶ月もしないうちに、
マサイの人々は、
アメリカの苦しんでいる人々を助けるため、
「援助」を送ることにした。


それは、マサイの命ともいえる「牛」だった。


マサイの人々は、
14頭の牛たちに祝福を与え、
歌や踊り、そして、
「皆さんを助けるために、牛を贈ります」
そんなメッセージと共に、
牛たちを、ケニアのアメリカ大使館へと渡した。


キメリは、そんなマサイの人々について、
こう説明している。

「マサイは、とても、情け深いんだよ。
 時には、激情的でもあるんだけど、
 他人の痛みを感じて、
 簡単に泣いちゃう
 そんなタイプの人たちなんだ。」

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関連リンク
BBC
Kenyan Masai donate cows to US
3 June, 2002
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/2022942.stm

New York Times
Where 9/11 News Is Late, but Aid Is Swift
June 3, 2002
http://www.nytimes.com/2002/06/03/international/africa/03KENY.html

CNN
Interview With Kimeli Naiyomah
June 9, 2002
http://transcripts.cnn.com/TRANSCRIPTS/0206/09/sm.26.html

動画
http://simtech.stanford.edu/published_worlds/Maasai_donation001.mov

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『世界の肖像』より

『わたしは人間であり、人間である限り、わたしと無関係ではないのだから』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=294535461&owner_id=5766188

もう1つの9.11
「親愛なる友たちへ…」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=265934916&owner_id=5766188
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写真
1.2。
牛を贈るマサイの人々

3.
9.11同時多発テロから5年、
牛をプレゼントしたマサイ人に絵を返礼する
駐ケニア、アメリカ大使とキメリ・ナイヨマさん
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2110559/871856


コメント(67)

涙ぐみました。
 >マサイは、とても、情け深いんだよ。
 >時には、激情的でもあるんだけど、
 >他人の痛みを感じて、
 >簡単に泣いちゃう
 >そんなタイプの人たちなんだ。

人間って何が誇らしいのでしょう。

地位や財産?
いえいえ、そんなもの自分だけのものです。

人を慈しむ心

これをもっているかいないか・・・
その違いにあると思います。
マサイや先住民の共同体の心を見習ったらいいですね

タダ贅沢に慣れた生活には牛は買う場所もないし
実用的でないと感じますそれとマサイの人たちは貧しいです
観光客に写真撮らせたり
勇敢な精神は持っていながらナイロビ二わずかな給料を求めて働きに出たり..
知人がアフリカに熱心にボランティアに言ってました
そして現地アフリカ人にビデオを見せました。
新宿のホームレスたちが写っていました
彼等は「お前達も白人みたいに冷たい社会なのか?なんで自分の国をほおってここに来る?早く帰って自分の国の人を助けなさい!!」と言われかえって来ました。

911の同情哀れみだけでなくどうしてそれが起こったか

そしてそれを起こすのはどういう仕組みか

苦しみを紛らわすのも必要ですが本当にそれを終らせることは出来るでしょうか!?

マサイの人を面倒見るのも大切と思います。
すみませんがやらせも感じてしまいました。
どうして近くのスーダン、ダルフールやウガンダ少年兵士がいるのに留学生の話でそういった隣国の重大な問題あるのにアメリカまですっ飛んでいくのでしょうか?
しかしマサイの思いやりの精神、心は大切です

事実を知り、2000年以上終らない当たり前のように起きる戦争やその企み、暴力にも、目を向ける必要が温暖化だけでなく
きれいごとだけでなく必要です

自分たちの足に火が付いていることを知っています


http://richardkoshimizu.at.webry.info/200708/article_5.html
綺麗な心なんですね。
自然とともに生きているからなのでしぃうか。。
自分の事だけじゃなく、人の事を考えられるマサイの人たちゎとても心が豊かな人たちですね!
生活ばかり豊かになりすぎて、他人を思いやったり助け合ったり、本当に大切な事が忘れかけられてるょうに思いました。
何ょり大切な事を実行するのが1番難しいょうに思いました。
どうしても11日当日の日記に転載させて頂きたく、うっかり残業で帰りが遅くなり焦りましたが無事に間に合いましたあせあせ(飛び散る汗)
事後報告になり申し訳ないのですが、転載させて頂きました。
いつもながらありがとうございます!!

なる×2さんのラブリーに生きたいって気持ち、伝わってくるような気がしました。
私も全身全霊を懸けて?ラブな人間でありたいものです。
日本では9.11の報道もあまり無く、もう風化が始まってる感じがしますねあせあせ(飛び散る汗)
牛は実用的ではないと思いますが、一番大切なのは心なので、送られた牛によってアメリカの人の心が明るくなったのなら素晴らしいなと思いますわーい(嬉しい顔)
マサイの人達は、物が豊かな私たちのような生活をしている人間よりも、遥かに心が豊かなんだと感じました。
同時に、何かしたいと思っても何もできないでいる自分に少し嫌気がさしました。
マサイの人達の心や行動力を見習って私も行動したいと思います。

去年、サバンナに住むマサイを訪ねたので、
このキメリ青年の愛の実践に、涙があふれました。
マサイにとって、牛は最高の贈り物です。

あの時、部落の囲みの外に在る、学校とは名ばかりの、植物で建てられている、スケスケの小さな小屋で算数をしていた子供達の、純粋で、ピカリと光るおおきな瞳を思い出しました。

この話を教訓に、一点の愛の光となれたら良いな、と思いました。

  この点もたくさん集まれば、

人類をすくう大きな光のぱわーに変わります。。。揺れるハートダッシュ(走り出す様)衝撃

respectマサイ族!泣ける話です涙なんて心暖かい話だexclamation ×2
世界、人類が平和でありますように…
胸を打たれました。

正に彼らこそ人類がたどり着くべきところに最も近い人達でしょう。

人類は長い年月をかけて『進歩』ではなく『退化』していっているのかもしれませんね。
少なくとも、『地球』という視点から見れば・・・。
微笑むと同時に涙が出ました。
私はアメリカ人ではないし、関係ないのかもしれないけれど、事件当時NYに住んでいた者として、NYに住んでいる多くの人々にこの事を知ってほしいと思います。
マサイ族の方はとても人間らしいです。
本来持ち合わせているはずの思いやりの心がある。
それを当たり前のように行動し、表現している。
胸に暖かいものがこみ上げると同時に、誰もが見習わなければならない、原点のような気がしました。
突然の書き込み失礼致します。

マサイの話とても感動しました!
私はマサイ族に大変興味を持っていて、
今年の8月にはマサイ族の村に滞在して、マサイの人達と一緒に生活をさせて頂きました。
この話を知って、さらにマサイ族に対する思いが大きくなりました!
ぜひ、私の日記にも引用させてくださいぴかぴか(新しい)
マサイの人が持つ、人間として当たり前の、シンプルな感情。きっと、それが全ての人の原点のはず。
日本にいる私たちには、出来る事が沢山ある。
どんなに小さな一歩でも、みんなが踏み出せば確実に変わる。
改めて、そんな事を感じました。
ありがとうございます。
涙が出ちゃいますね。

そして、彼らなりの精一杯の牛

物の感覚は違えど、気持ちがとても伝わります。

地球人みんなが、ひとつになれる日が早く来てほしい。
マサイ魂を抜かれなかったキメリさん 立派

アメリカでさらにマサイ魂に磨きがかかったみたい

留学って本来そうあるべきだよね
どこの国に居たって、どこで過ごしていたって
人が傷つき、殺されてゆく様に痛みを覚えない人はいない。

マサイの村人達の心温まる、そして本当に人間らしい優しさ、
思いやりに心を打たれましたぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


感動しましたラブレター

ブログにこの記事を使わせていただきます指でOK

自分にできる精一杯の親切・思いやり。

自分がどうしたいのか、改めて考えるチャンスを与えてもらいました。
涙が止まりませんでした。

マサイの方の心も、一緒に載ってた2つの話の、サンカラとアジェンデの心も…
主義主張は違えども、その心の素晴らしさに「高潔」という言葉が、頭に浮かびました。
電車の中なのに…


マサイの人たちの

暖かい心に感動です…
ミッシェルさん

素晴らしい話をありがとう。
自分で出来る事を心を
込めて、伝え、行動に移す美しい働きですね。
転送させてください。

ありがとう。
できることからはじめる
でもそのできることをはじめることすら
私には難しいです。

でも、マサイの人たちは
本当に身近な
でも貴重な牛を
アメリカへ手紙と一緒に送った
そんな彼らを尊敬します。

Think globally Act locally
ですね本当に。
崇高な誇りをもっていまだに放牧をしながら
枯れたサバンナで生きる人マサイ、

私も以前アフリカを旅したときケニヤのマサイマラで
たずねた小さな村で彼らの誇り高い生き様に触れ感じた事があります、

この記事を読ませていただき本当に誇り高いとゆうのは心からこんな行動を
起こせる人たちのことを言うんだと思いました、

私ももっと勇気をもって誇り高い行動を
しなくてはと感じました、

素晴らしい記事を教えてくださりありがとうございました、
私の日記にも引用させて頂きたいと思います。
顔を覆ってしまいました。
どうしようもないやるせなさを感じます。

どこでも平和を思う気持ちは同じだけど、
彼らは自分達のとても大事なものを支援に差し出した。

例えば日本でどれだけの人がこのようなことをできるだろう。

それを考えずにはいられません。
マサイの人たちを心から尊敬します。
自分で言うのも何なんだけど、俺もケニアの血が半分流れてる。

「マサイは、とても、情け深いんだよ。
 時には、激情的でもあるんだけど、
 他人の痛みを感じて、
 簡単に泣いちゃう
 そんなタイプの人たちなんだ。」


わかるわ〜。やばいね☆

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