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『世界の肖像』コミュの美しい海と砂浜のリゾートで、子どもたちとの触れ合い

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アフリカの観光大国ケニア。

アフリカならでわの
野生の動植物だけではなく、
インド洋に臨む美しい海岸線は、
世界中に誇れる
リゾート地となっている。


毎年、世界中から150万人以上の人々が
この国を訪れ、
サファリの動物たちや
豊かな大自然、
美しい海と砂浜、
そして、素朴な現地の人々との触れ合いに
癒されていく。



2006年12月、
国連の機関・ユニセフ(国連児童基金)は、
そんなケニアの海岸リゾート地に住む
子どもたちのレポート
「The Extent and Effect of Sex Tourism and
 Sexual Exploitation of Children on the
 Kenyan Coast」を発表した。


それによると、
ケニアの海岸のリゾート地周辺の
12歳から18歳の少女のうちの
25%から30%、
数にして1万人から1万5000人が、
お金のためにセックス産業に関わっているという。


1年を通して、この仕事をしている少女の数は、
2千人から3千人、
そのうちの半数近くが、
12歳から13歳、
10%以上が、
12歳より幼い年齢から関わっている。


「16歳のとき、妊娠してしまったの。
 両親は怒って、
 わたしは家から追い出されて、
 学校をやめちゃったの。

 それで、彼と、都会のモンバサに行って、
 新しい生活をすることに決めたの。

 でも、3ヵ月後、彼は離れて行ったわ。

 わたしにはお金が必要だったけど、
 仕事なんてなかったわ。

 そして、お金も無くなって。

 わたしには、赤ちゃんを育てるために、
 お金が必要だったの。」

17歳の少女は、IRINのリポートの中で、
そう語った。


また、ユニセフのウェブサイトに
15歳になったばかりの、
アニーという仮名の少女が登場する。

アニーは、ケニア・モンバサのそばのムトゥワカで
生後11ヶ月になる
女の赤ちゃんと一緒に暮らしている。

「わたしには、もっとお金が必要なの。」
アニーは言う。

彼女は、毎日、男たちをさがす。

「ほとんどは、ケニアの男よ」

アニーは、400円から1000円ほどで、
男たちとセックスをする。

まれに、観光客とセックスをする。
観光客は、3倍のお金を払ってくれる。

「でもね、観光客を
 つかまえることは簡単じゃないわ。

 観光客を探しに、ビーチには近づけないし。 
 ビーチでは、いつも警察が見回っていて、
 逮捕されちゃうから。」

「あんまり、いい生活じゃないわ。

 乱暴に扱われたり、
 お金を払ってもらえなかったり、
 逆に、お金を取られちゃったりもするし、
 それに、とても言えない
 ひどいことをされることもあるし。

 怖い男の人たちに、クラブに連れて行かれて、
 観光客たちの目の前で
 セックスさせられたりもしたわ。」


子どもたちが観光客相手のセックス産業に関わるのは、
ここの人々の多くが、この問題を容認していることと、
子どもたちの家庭の貧しさが関係していると、
ユニセフは分析している。



これらリゾート地で、
子どもたちの「客」の60%は、
外国人、特にヨーロッパからの観光客だと、
ユニセフは指摘する。


毎年、世界中のお金持ちの国から
たくさんの男たちが訪れ、
サファリの動物たちや
豊かな大自然、
美しい海と砂浜、
そして、素朴な現地の
貧しい子どもたちとの"触れ合い"に
癒されていく。

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関連リンク
ユニセフのレポート(PDF)
「The Extent and Effect of Sex Tourism and
 Sexual Exploitation of Children on the Kenyan Coast」
http://www.unicef.es/contenidos/582/Kenia_Tourism_exploitation.pdf

ユニセフ
Report reveals Kenyan child sex industry of ‘horrific’ magnitude
http://www.unicef.org/infobycountry/kenya_37817.html
Sex tourism in Kenya: One girl’s story
http://www.unicef.org/infobycountry/kenya_37823.html

BBC
Tourists 'fuel Kenya's sex boom'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/6193563.stm

IRIN
KENYA: Booming tourism boosts juvenile sex trade
http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=59664
KENYA: Bangaisha na Mzungus - youth, sex and tourism on the Kenyan coast
http://www.irinnews.org/Report.aspx?ReportId=69989
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『世界の肖像』より子どものヒューマン・トラフィック関連
ギニアのシンデレラたち
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19733033&comm_id=1808806

お母さんが、わたしたちを売ったの
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19551166&comm_id=1808806

カリブの海の子どもたち
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16734749&comm_id=1808806

子どもたちは戦場へ行った
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=273765222&owner_id=5766188

「おまえは、兵士になるか」
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「友だちができたよ。僕たちは、一緒に遊ぶんだ。」
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サイモン・デングは歩き続ける
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=227874992&owner_id=5766188
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写真
1.
ユニセフのレポート(PDF)
「The Extent and Effect of Sex Tourism and
 Sexual Exploitation of Children on the Kenyan Coast」
の表紙

2.
ケニアの都市モンバサの海岸

コメント(28)

おぞましいという言葉が頭をよぎった。

日本人もいわゆる<売春ツアー>で海外を目指し
まだ、あどけない10代前半、いや、10才にも満たない
子どもを相手に、卑劣な行為を繰り返している奴もいるはず。

悲しい気持ちになった。何ができるんだろう・・・
いつも、自分に問いかけるが、答えも見つからない。

いつもありがとうございます。色々考えさせられます…。

はじめて投稿させていただきます。

昔、私には仲のいいアフリカの友人がいました。
彼女は妊娠し、
相手の彼の事を嬉しそうに話していました。

そして、赤ちゃんを産んで、数日後、逝ってしまいました。

彼女が産んだ赤ちゃんは日本人との混血だったので村で育てられることなく孤児院に預けられました。
彼はその後日本に帰って行きました。
私その赤ちゃんに会いに行った時、あまりに小さくて、生きていけるのか不安になった記憶があります。。。

あれから十年以上が経ちます。
胸の痛い記憶です。

死んだ彼女は子供ではなかったけれど、こうしてまた犠牲の子供が出ているんですよね、、。
今回のトピックで思い出したので投稿させてもらいました。
少し話がずれてしまってすみません。。。
厳しい現実ですね。
東南アジアも似たような状況の話を良く聴きます。
やはり、経済的に自立できる仕組みができないと難しいようです。
国や政府も容認している背景には、外貨を稼ぐ方法として仕方ない・・との認識なのかもしれません。
悲しいですが、現実は現実・・です。

先週インドへ行っていましたが、雨やどりをしている5才くらいの裸の子供達がビルの警備をしている人に追い払われているシーンに遭遇しました。
渋滞でなかなか動かないタクシーの中から眺めていたら、
立ったまま・・ウンチを垂れ流している子どももいて、すごく悲しくなりました。
絶対的な貧困は、豊かな人が手を差し伸べるしか方法がないように思います。
可能なら継続的な事業収益から、「教育」関連に支援できればと考えています。
自分にできるところから、少しづつ取り組んでいければと思います。
12、3歳頃だった自分を思い出すと本当にあり得ない。

生きる為にはそれしか方法がない。
けど、それがおかしいコトだって分かっていながら
観光客達はおかまいなく彼女達を犯す。

こうゆう大人たちがいるから、こうゆう産業が発展する。
本当に悪循環だ。


観光で成り立つ地域ではそういう事があるのでしょう。
華やかな地域だけに光りと影がうごめくのでございましょう。
男の集まる所、女を売る商売がなりたちます。
貧困故の売春、体うってるつもりでしょうが心もボロボロに
蝕まれています。残酷すぎます。
こういう問題を抱えたビーチは、他にもあるのでしょうか?他のアフリカ諸国でも、東南アジアでも中南米でも。どなたかもしご存じでしたら教えて下さい。
行った事はないけれど・・・・・

観光客には 見えない部分が沢山ありますね
アフリカだけでなく 自分達の周りにも 思っても見ない悲しい現実が転がっています 

もっとひどい環境の人たちが居る 自分は大丈夫と 安堵することなく 小さなことから 身近な所から と思っています

ミッシェルさん たくさんの事を 教えてくださって ありがとうございます 地球の 全ての民が 笑顔で暮らせるようになる日が 一日でも早く来る事を 活動しておられます方々に感謝し 祈っています
毎回お疲れ様ですm(__)m


こういうことをするしかない環境…平和な環境に育った僕たちにはきっと想像もつかない言語を絶する世界だと思います。

こんな悲惨な出来事がたくさんあることをミッシェルさんのトピックを読んで知ることが出来る僕は、とりあえずこういうことを何も知らない友人知人に語ることが、最低限できることかなと思います。
他にも色々できることはたくさんありますが、とりあえず僕はこれだけは実行しています。
一部の発言が上から見ているというか
生きるために身体を売っている彼女たちを
貶めていることに気付いていないことが残念でならない。

とりあえず自分は安全な場所に身をおいといて
女を金で買う男なんて信じらんなーい、悪だわ、と。

では、彼女はどのように生きればいいのだ。
これは女性誌にある生き方の問題などというちゃらいものでなく、
その日のご飯を食べるという現実です。

ユニセフは分析したり指摘しますが、
国連は金持ちサイドの組織ですから
問題の根幹である貧困を解決しようとは
これっぽちも考えてませんし、できません。

私たちひとりひとりが深く政治に関与しなければ
貧困は絶対になくなるはずがないのです。

「寄付じゃない、お前のケータイで首相に電話しろ」
ボノが言ってました。

まず、自民党をなんとか片づけることから。
私は足下から地固めしていければと考えます。
この問題を知っていても、どこか遠い国の問題だと思っていました。解決しなければならないことは分かっていたけど、アプローチの仕方も分からない。
だけど、このまま放って置いていい問題じゃない。

お金を貯めて、来年か今年当たり、実際にケニアに行ってみたいと思っています。
自分自身の目で見てみたい。
アフリカではありませんが…
最近読んだ本とリンクする部分があるので書き込みします。
タイのバンコクで行われている児童売春について書かれた
「子どものねだん」という本があります。

ベルギーの女性がボランティアでタイの難民キャンプに行き、
ふとしたことから児童売春があることを知り、調査を始めます。
そして、売春宿から子どもを救い出すため、最初にとった手段が、
「子どもを売春宿から買い取ること」だった…というノンフィクションです。
1人の子どもをどうしても助けたくて、人身売買してしまう…それがタイトルになっているのです。(その時、彼女がいくら支払ったのか? 興味のある方は手にとってみてください…わたしは偶然、図書館で見かけて借りました)

その本では、生活苦から自ら…というわけではなく、
さらわれたり、売られたりして、むりやり売春させられている子どものケースを中心に書かれているのですが、その子どもたちを目的にタイに訪れる観光客、性的暴力や性病の問題など、ケニアのことと共通することも書かれています。

また、大きな問題に立ち向かう時、時には身の危険にさらされるし、
事務的な仕事に追われてなかなか前に進めないこともある…
といったボランティア現場のシビアな面をかいま見ることもできます。それから、地元タイにも、そうした問題と戦っている人がいて、彼等の協力なしでは解決がとても難しいことも分ります。

著者の怒りや悲しみなど内面的感情が前に出て、こうした問題を扱った本の中でベストとはいえないと思いますが、わたしにとっては衝撃的な一冊でした。(もっとまともな装丁で、文庫本だったらもう少し多くの人の目に触れる本だろうになあ〜と思います)
もうこういった問題に対して、ひとつの側面だけでは解決できないでしょう。
小さなチカラでもいいと思うんです。
社会が多様化するならば問題解決にも、ひとつのこととしても同時に多方面からアプローチしていくことが有効かと思います。
今そんな協力、共通認識が必要だと思います。
そんな活動をしてみたいです。
児童買春は犯罪で、そこが無法地帯になっている社会のあり方は大問題だと思いますが、それ以前に貧困が一番の悪の根源になっているということ。
その子の親でさえ、娘が体を売って得たお金を頼っているのかもしれないという事実。恐ろしいことです。

一方、先進国(日本)では生活の貧困さが理由ではなくて、
単に性の娯楽も合わせて売春を楽しむ娘たちがいることも事実。
自分から援助交際の相手を選んでいるのです。お金の為に。

性に対しての意識教育などは覆い隠されてしまっている部分があるせいからなのか、体をお金に変えることに抵抗がないからと思います。
真面目な男子から見たら世も末かと思うかもしれない。
そう、エイズは広がりを進める一方にあるんじゃないかと。

僕からはこんな事しか言えません。
まず、いかなる境遇においても自分を大切にして欲しい。
自分に対しての誇りを持つことを学んで欲しい。

人は生まれながらにしてあるべき人権は平等だと思うからです。
それはアフリカでも日本でも全世界において同じだと思うのです。
Sex Tourism…日本は当事国ですよね。

東南アジアを中心に日本人のセックスツアーが盛んに行われていると聞きます。

ケニアのケースと多少異なるかもしれませんが…

そこには国際犯罪組織が絡んでいるという話を聞いたことがあります。

国際刑法が未発達であることで犠牲になっている子ども達がいるのであれば法整備に期待をしたい。

でも何より根本にある『貧困』の撲滅のために、少しでも力を注ぎたいと毎日思います。

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