今日はごひいきのジャズピアニスト佐山雅弘率いるトリオ「まさちゃん’s」のライヴを聞きに
銀座Sへ。今年1月以来久々です。
佐山雅弘は僕より1歳年下で、失礼ながらお世辞にもイケメンとは程遠い風貌。
もっそりずんぐりしたジャガイモタイプで口のしまらないくらいの出っ歯。
蓄膿症気味で始終鼻をすすってるため顔がくしゃくしゃになるという(笑)。
でもひとたびピアノに向かうと風采の上がらないおっさんが、卓越したテクニックで
弾きまくり、かっこいいのなんの。楽しげに弾く顔は可愛くさえ思える。
そして清冽なリリシズムでうっとりさせ、加えて関西弁を操ってのMCは腹をかかえて
笑うほどのユーモア感覚。聴衆の心を明るくさせる、これが男の本当の魅力ではないでしょうか。
CDで彼のリーダーアルバムがリリースされるたびに買い込み、ちょっとした佐山コレクションに
なりました。その中でお勧めの一曲は、道下和彦(gt)と井上淑彦(sop.sax)をフィーチャーした、Beatlesはジョージハリソンの名曲 While My Guitar Gently Weeps。
僕らのバンドでもコピーしたいんだけどメンバーがOKしない。
それほどまでに雰囲気を出すのが難しい曲なんですね。
佐山雅弘 友人に持ちたい男の一人です。
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