子どもたちも独立し、 妻と私の二人暮らしになった我が家の、 毎日の食事のこと。
朝、私は3時に目覚めて、
大好きなめかぶ・納豆・豆腐・卵を混ぜたものを 自分で準備して食べる。
妻は7時ごろに起床し、
食パンに納豆とチーズを乗せて焼いた 納豆チーズパンを自分で作って食べる。
昼は私が会社で仕出し弁当を食べる間、
妻は自宅で自分の好きなものを作って食べている。
そして夜。
私の前には、 妻が作ってくれた野菜と豚肉のカレー鍋が並ぶ。
私はそれを2階の自分の部屋へ運び、 好きなドラマを見ながらいただく。
一方、妻は1階の食卓で、 自分好みの味にアレンジした鍋をつつきながら、
録画していたお気に入りのドラマを楽しんでいる。
これが我が家のいつものスタイルである。
どうやら我が家における「食事を楽しむ」とは、
同じテーブルに並ぶことにこだわるのではなく、
お互いの時間や好みを尊重しながら、
それぞれがいちばんくつろげる形で 食事を楽しむことらしい。
一緒に食卓を囲む時間も素敵だけれど、
相手が心地よく過ごせる時間を大切にする距離感も、 なかなか悪くない。
お互いを縛らないこの距離感が、何より心地よい。
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