兵庫県明石市で、花火大会に訪れた11人が亡くなった歩道橋事故から、もう25年が経ったというニュースを見た。ニュース画面を閉じたあと、「30年限界説」という言葉がふっと頭に浮かんだ。防災の分野で言われる30年限界説とは、大きな災害の記憶や教訓は、約30
母が私に文句や不安を口にすることが増えたのは、2年ほど前のことだった。当時も今も母は一人暮らしで、あの頃は84歳だった。病気をしてから、急に不安が大きくなったのだと思う。「私が死んだら、誰が気づいてくれるんやろな。孤独死になるな。」そんな言葉
朝4時半すぎ、車を会社へと東に走らせると、空の端がゆっくり赤く染まり始めていた。街はまだ眠っていて、信号の光だけがぽつんと浮かんでいる。早朝の静けさの中で見る朝焼けは、毎日同じ道でも、どこか移ろいやすいものを思わせる。先日見たニュースでは、P
62歳という年齢を迎えて、ふと「人生の歩幅が、自分の心に合ってきたな」と思う瞬間があります。若い頃のように全力で走ることは少なくなったけれど、そのぶん、道の途中にある景色をゆっくり味わえるようになりました。 会社では、若い人たちが新しい挑
今週は3日間の社内研修の講師を務める予定で、今日はその初日でした。会社へ向かう道で「62歳になっても誰かの役に立てるんだな」と、静かに背筋が伸びる思いがありました。 若い社員さんたちの真剣なまなざしに励まされながら、“安心して学べる空気を
今日の午後、実家の母(86)を見に行ってきました。実家へ向かう高速道路は、四国山地の中腹を走りながら瀬戸内海を望める道。行きの海は、太陽の光を受けて銀色に揺れ、その向こうにはぽつんと島が浮かんでいます。島のまわりだけ光が柔らかく滲んでいて、ま
今日もフレックスタイムを使って、朝5時から仕事を始めました。この生活リズムにもすっかり慣れてきて、昼には家に戻れるという余白が、今の自分を静かに支えてくれている気がします。帰り道、少し時間があったので瀬戸内海へ寄り道してみました。昼の海は、
今日は七夕。若い頃は、七夕と聞いても短冊に願いを書く行事のひとつ、というくらいの感覚でした。でも62歳になった今、この日を迎えると、「願い」というものの意味が少し変わってきたように思います。 昔は、夢や目標、これから手にしたいものを願って
少し意識して話していることがあります。それは、相手が自然と話したくなる “オープンな質問” を使うことです。若い頃は、「大丈夫?」「忙しい?」「できそう?」と、どうしても “はい/いいえ” で終わる質問をしがちでした。でも、最近は少し変えてみて
最近、ネットで“4Dワード”という言葉を見かけました。「でも(否定)」「だって(言い訳)」「だから(決めつけ)」「どうせ(諦め)」この4つをまとめてそう呼ぶらしいですね。読んだ瞬間、思わず苦笑いしました。……全部、心当たりがあるからです。先日
職場に限ったことでは無いですが、クッションワードを使う場面が多々あるかと思います。「恐れ入りますが」「お忙しいところ申し訳ございませんが」「もし差し支えなければ」など、つい口にしてしまう“やわらかいひと言”です。そもそもクッションワードとは