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2026年10月29日05:50

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映画「うるわしの宵の月」

監督竹村謙太郎、やまもり三香による同名人気コミックの実写化。


高校1年生の滝口宵(安斉星来)は、風貌も性格もボーイッシュな美少女で、特に女子から人気があって「王子」と呼ばれている。一方、彼女は男子からは告白されたことはないし、彼氏もいない。

また、同じ学園内には、やはり「王子」と呼ばれている、女子に大人気の男子・市村琥珀(道枝駿佑)がいた。彼は、完璧なルックスに加え、家は大富豪で豪邸に住んでおり、正に王子様。過去に付き合った女子多数、ただ、現在ステディな関係の彼女はいない。

そんなある日、2人は学園内で偶然に“衝突”、宵が転倒してしまい、琥珀が手を差し伸べた。
この出会いが切っ掛けで、琥珀は「宵の綺麗な顔をずっと見ていたい」などと言い始め、馴れ馴れしく彼女に付きまとう感じに。

突然のアプローチに戸惑う宵だったが、琥珀の強引な押しに負け、2人は試験的に交際を開始することになる。何となくぎこちない関係の交際がスタートするが…

そんなある日。

宵のアルバイト先に、大路拓人(水沢林太郎)という青年がバイト仲間として加わる。
彼も苗字が「おうじ」であり、超イケメンであり、すなわち、第三の王子が出現。

そして、拓人は密かに宵の事が好きになってしまい…果たしてこの3角関係の結末は?!




近年、容姿の美しさが中心テーマ的な作品は「ルッキズム」などとネガティブな批判を受けることはありますが、そんな危惧は全く気にしない、まるで昭和の少女コミックのような、隙のない美少女美少年だけが繰り広げるラブストーリー。その怖れを知らない割り切りが素敵。

そして、本作は実は大きな事件は全く起きませんが、クライマックスに“気付き”がありました。
この“気付き”とは、とある切っ掛けで、
「自分が本当に好きなのは誰なのか、自分の本心に初めて気が付く」
という展開。

宵の“気付き”…良かったと思います。
安斉星来の演技とも相まって、観ていて、ちょっとウルッときました。

美少女美少年のラブストーリーこそ、至高のラブストーリーと思う貴方に、特にお勧めします。

(完)





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