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2026年10月26日06:42

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ドキュメンタリー映画「プーチンの愛国教室」

監督デビット・ボレンスタイン、共同監督パペル・タランキン、脚本デビット・ボレンスタイン。
第98回米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作品。



ロシアのウラル山脈のふもとにある田舎町カラバシュ。
そこの小学校職員のパペル・タランキンは、学校内の行事等をビデオ撮影するのが業務。
それは平和で微笑ましい子どもたちの成長の記録だった。

しかし、2022年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された後、プーチン大統領は学校での「愛国教育」の導入を発令。

それはすなわち、子どもたちを「未来の兵士」として育成するため、ロシアの戦争の正当性が刷り込まれた内容の授業の実施、学校に兵士(民間軍事組織ワグネル)が派遣されて子どもたちに実際の武器の扱い方を教えたりなど、正に「戦時下教育」。

自由と平和を愛するパペルは、こうした「愛国教育」に反発を覚え、これらを撮影することに初めは葛藤を感じたが、逆にこの「愛国教育」をつぶさに撮影し、国外に映像を流出させ、プーチンを内部告発することを決意する。



個人的な感想の結論から申しますと、大した内容ではありませんでした。

ロシアは戦時下であり(プーチンは戦争ではなくて“特別軍事作戦”と主張しているものの)、学校教育で自己の戦争遂行の正統性を強調したり、学校に兵士を派遣して軍事教練紛いのことをさせたりするのは、独裁的国家ではよくある話。現在の北朝鮮や中東やアフリカなどの紛争国家でもそうでしょう。むしろ、日本の戦前の軍国主義教育の方がもっと徹底していたと思います。

それで、平和な現代日本では…

つい数年前、森友学園が児童に対し「愛国教育」と称して戦前の「教育勅語」を暗唱させたり、運動会で軍歌を歌わせたりするなどの戦前同様の教育を行ってました。
そして、そうした“愛国教育”の教育法人に対して、安倍首相の日本政府は、財務省が国有地を根拠不明に8億円も値引きして払い下げるなどの不正な大型支援。

さらに、その安倍首相(及び夫人)の関与の証拠を揉み消すために公文書を改竄、近畿財務局職員が自殺という犠牲者まで出たにもかかわらず、いまだに真相は隠蔽されたまま。

また、日常のテレビ番組では、ゴールデンタイムにカズレーザーなるタレントが陸海空の自衛隊の各部隊を訪問し、隊員生活や兵器に密着して広報する“バラエティ”番組がくり返し放送され、人気番組に。


プーチン大統領に言いたいのは…

戦争開始してから、慌てて戦時下教育を始めても遅いです。
平時から森友学園みたいにキッチリ軍国主義教育をしないと。

また、武骨なワグネル兵士を直接派遣なんて野暮。
カズレーザーみたいな人気タレントを使ってバラエティ路線で行きましょう。国民が意識しないうちに、軍への親和協力体制を作り上げるのです。

現代日本を見習いなさい。

(完)










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