〜直木賞受賞作家・小川哲が2022年に発表しベストセラーとなったミステリー小説「君のクイズ」を映画化〜
〜賞金1000万円をかけた生放送のクイズ番組「Q-1グランプリ」の決勝戦。お茶の間が注目するなか、「クイズ界の絶対王者」こと三島玲央と、「世界を頭の中に保存した男」といわれる本庄絆は、ともに優勝への王手をかける。そして迎えた最終問題の早押しクイズで、本庄はまだ問題が1文字も読まれていないにも関わらず回答ボタンを押す。どよめく会場をよそに、なんと本庄は正解を言い当て優勝を果たす。あり得ない出来事に、三島は困惑を隠しきれない。本庄はなぜ不可能とも思える「ゼロ文字正答」を成し得たのか。三島はその謎を解明すべく独自に調査するが……〜<映画.comさんより>
当初はスルー予定。
でもマイミクのはらさんが「面白かった」と書かれていたので、気にはなっていた。
ふと調べてみたら『ハケンアニメ!』の吉野耕平監督作とわかり、態度が一変(笑)
ちょうど地元のシネコンでの上映時間もよかったので、遅ればせながらの観賞。
なっ、なるほど。確かに、面白い。
クイズの問題が全く読まれていないのに、どうして正解を言い当てられたのか?
あり得ないじゃ〜ん、普通。
そんな世間で巻き起こった風潮を利用し、番組プロデューサーはその謎を検証する番組を企画する。
敗退したクイズプレーヤーたちが呼び寄せられる。
やがて見えてきたのは・・・番組を盛り上げるために仕掛けられていた演出だった。
※予告編
https://youtu.be/5UyHXXCO2qU?si=rOF2igl5op0WeOGg
クイズが得意な三島。
クイズ番組の作り手の意図を読み取ることができた本庄。
謎解きと並行して、三島と本庄、それぞれの過去(背景)が滲み出てくる。
記憶違いでなければ、確か、三島の元恋人は三島に「なんでも、クイズなのね」みたいな発言をしていた。
三島にとってのクイズは、自分を肯定してくれるような、なくてはならないモノ。
ただ、人生には、答えがひとつじゃない(いくつかの選択肢がある)場合だってあるのだ。
一方、本庄は、かつての辛い体験から、相手が求める正解を見つけ出すことがすべてになっていた。
※キャスト
中村倫也と神木隆之介、それぞれ独自のセクシーさがあったぞ(笑)
各々の魅力を放ちながら好演。
プロデューサー役のムロツヨシは怪演。上手かったし、しっかりとした土台になっていた。
総評:まさかここまで深く作られているとは思わなかったので、嬉しい驚き。
ただ、人間ドラマが、もうぅうう少し入っていてもよかったかも。
それでも、ずっとドキドキしたし、なかなか楽しめました。3.6☆
ログインしてコメントを確認・投稿する