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2026年06月06日11:35

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『マテリアリスト 結婚の条件』感想

〜「パスト ライブス 再会」のセリーヌ・ソンが監督・脚本を手がけ、現代の婚活市場を舞台に男女の三角関係を美しい映像でつづったラブストーリー〜
〜ニューヨークの結婚相談所でマッチメーカーとして働くルーシーは、クライアントの高い理想や細かい条件をマッチングさせる婚活のプロで、彼女自身も恋愛を感情だけでなく資産価値で判断するマテリアリスト(物質至上主義)だ。仕事一筋の多忙な日々を送っていた彼女は、マッチングさせたカップルの結婚式で出会った裕福な投資家ハリーから情熱的なアプローチを受ける。その一方で、ルーシーはその披露宴でウェイターをしていた元恋人ジョンと再会。ジョンとは互いに愛し合っていたが、俳優を目指してアルバイトを転々とする彼との貧乏な暮らしに耐えきれず破局したのだった。家柄も人柄も学歴も完璧なハリーとの交際に踏み出すルーシーだったが、夢を諦めないジョンへの思いも再燃してしまう。そんな中、クライアントが事件に巻き込まれ、ルーシーは仕事でも恋愛でも岐路に立たされる〜<映画.comさんより>

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私『パスト ライブス/再会』が苦手だったので、やや不安を抱えての観賞。

かなり内容に触れていますので、未見の方はご注意下さい危険・警告

冒頭、あまりにも’原始的’な風景だったので、スクリーンを間違えたかと思いました。

自分がマッチングさせたカップルの結婚式でルーシーは、新郎の兄だというハリーと出会う。
また同じ場所でウェイターとして働いていた元カレのジョンと再会する。
(この時点で「また再会ものか・・・」と思ったのは私だけじゃないはず)

ハリーはまさに’ユニコーン’でした。
’ユニコーン’とは業界用語で、高収入、高身長(180�儖幣紂法▲魯鵐汽爐里海箸鮓世Δ蕕靴ぁ�
日本だとそこに、高学歴が加わるのかしら?

ハリーは完璧でした。自宅は19億円の豪邸マンション。
何度かデートするうちにルーシーは「真剣につきあってほしい」と言われます。

一方ジョンはケータリングの仕事をしながら、俳優を目指していました。

婚活市場では、一般的に女性が男性に求めているのは、高年収&高身長ということ。
逆に、男性が女性に求めているのは、若さと見た目。
面白かったのが、ルーシーとある男性(30代後半〜40代前半)の面談。
男性「あまり若い子だと話が合わない。古い映画や音楽について話せる子がいいんだ」
ルーシー「じゃあ、30代ぐらいの女性ね」
男性「いや、それはちょっと。20代じゃないと」
ルーシー「はあぁ?」
男性「27歳ぐらい・・・」

それ以外にも、ペットは犬か猫か?宗教は?支持する政党は?等、いろんなチェック項目があるようで〜。

ルーシーとジョンの破局の原因は、愛云々ではなく、お金がなかったから。
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ルーシー「特別な日に、25�砲之�嘩したくない。間に合わなくなっちゃう」
ジョン「高すぎるんだよ。次の駐車場を見てみよう」

ちなみにルーシーは、大学を中退して、その後、お芝居の道へ。
でも、上手くいかず、今に至ります。大学時の借金を今も抱えているという状態。

メインの3人に加え、なかなか結婚相手が見つからないクライアント、ソフィが重要なポジションで出てきます。
彼女は性格が良くて、ルーシーも彼女のことが大好き。なんとか良い人を見つけてあげたいと思っています。
ただ、婚活市場では、彼女のような人は、ずば抜けたところがなく、どうにも売れ残ってしまうらしい。
「nothing stands out」だったかな。

ある時、ソフィにとんでもないことが起きてしまいます。
ルーシーが紹介したマークと会っていた時、なんと彼から暴行されたというのです。
(マークは顔は出さず声のみ。その声は『パスト ライブス 再会』のジョン・マガロ)
上司は、この仕事をしていれば避けられないこともあると慰めますが、ルーシーは見抜けなかった自分の落ち度だと自信をなくします。

ソフィに謝りに行くルーシー。
ソフィ「あなたは私が市場価値のない女だと思っていた」「どうしてあんな奴を紹介したの?」
ルーシー「項目チェックで、共通項が多くて・・・」
ソフィ「boxes?人柄は?ちゃんと調べたの?」
ルーシー「・・・」
ソフィ「私は商品じゃないわ。人間よ」

落ち込んだルーシーが電話をかけたのは恋人のハリーではなく、ジョンでした。

ルーシーとハリーの仲が揺らいできます。
ある夜、ルーシーはハリーの脚の傷跡を見てしまい・・・。
なんとハリーは身長を伸ばす手術をしていたことが判明。
ルーシーも鼻や胸の整形をしていたことを告白。

ハリーは最高のパートナーを欲していた。
そのためには、まず自分の価値を高めなければいけない。選ばれるべき人間にならねば。
2人の会話(間違っていたらごめんなさい)バッド(下向き矢印)
ルーシー「私たちは愛しあっていない。互いに資産価値としてでしか相手を見ていない」
ハリー「愛云々は、子どもっぽくて嫌いだ」
ルーシー「結婚はビジネスよ。でもlove should be on the table(愛がなきゃダメ)結婚はできないわ」

ルーシーはハリーから去ります。一緒に旅行を計画していましたが、取り止めです。
自分の部屋を旅行中に貸し出していたルーシーは行き場がなくなり、ジョンを頼ります。
2人はとりあえず、ドライブに。
(今作、2人が車に乗っているシーンが3回あって、心情の移り変わり描写はまずまず)

その途中、ハリーは自分が働いているケータリング会社の車を見つけ、着いていくと、そこはある結婚式の会場でした。

他人の結婚式にちゃっかり参加しつつ、様々な気持ちをぶつけ合う2人。
ルーシー「私は計算ばっかりしてる。今も、愛と貧乏を天秤にのせている⚖」

※予告編
https://www.youtube.com/watch?v=SdB3gBO5FzI

ルーシーにソフィから電話が入ります。
ある事が起きていて、不安だから来てほしいと。急いでソフィのもとに向かうルーシー。
しばらく話して、2人の間にあったわだかまりが消えていきました。

この映画でも、前作同様、アパートメントの入口階段が印象的に使われていた。
セリーヌ・ソン監督、どれだけこの場所好きなの?

ソフィーに新しい相手が紹介されるようだ。その相手が望んでいる女性のタイプは「いい人」

ラストシーン、冒頭の伏線がここに繋がっていました。なるほどね〜。

エンドロールが良かったな。
婚姻届を提出する場所なんだけど、様々なカップルがいて、それぞれの幸せをかみしめていた感じ風船

総評:個人的には前作よりはこっちが好き。でも巷の感想では逆の人も多し。
ソン監督は実際に結婚相談所で働いた経験があり、その経験が本作にも現れていると言うこと。
まずまず楽しめました。でも、好みがあると思うので、選択は慎重に!?3.7☆
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