市民ギャラリー稲毛で、隣接する神谷傳兵衛の別荘と稲毛海岸の歴史の企画展があったので、久しぶりに行ってきた。
ここにあった神谷傳兵衛別荘や、近くにあった海気館（元は海気療養所）、海水浴場に、民間初の飛行場など、稲毛海岸にあったものを舞台にしたクトゥルフTRPGのシナリオを模索しているので、機会があると訪れているのだ。
といっても、館長さんが知り合いでなくなってからは足繁くって感じではないのだけど。
今回も、色々とネタを仕入れてきた。
「海気館だより」を全部もらえたのがでかい。
行く気になったのは、このクトゥルフシナリオが夏になると進めたくなる自由研究みたいなものだから。
今年はちらちらっと、海気館の創業者の石塚友七と、友七に海気療養所を譲渡した濱野昇について深堀りしていたりする。
濱野は医学博士なだけでなく、医師で初の国会議員なのね。
佐倉市の出身でなるほどって感じ。順天堂か。結核予防法の設立に尽力したというから、海気療養所もその流れなのかもしれない。滋養あるワインを喧伝していた神谷傳兵衛と面識があったのかが気になる。
石塚友七のほうは、検索していたら習志野のロシア人捕虜収容所の商業施設の設立にも関与していることがわかった。ていうか、習志野に高知並みのでかい収容所があったのね。
千葉中央区で加納屋という旅館を経営していたらしく、海気館はその支店というあつかいだったらしい。で、去年まで加納屋食堂って店が、中央区にあったこともわかる。子孫がやっていたのかなあ。行けばよかったなあ。
民間飛行場の設立も協力していたらしいので、色々とやり手だったっぽいんだよな。
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