本日は王位戦挑戦者決定リーグの最終戦一斉対局が行われるぜ。紅組と白組があって両組
とも1敗で複数の棋士が並んでいる状況。今日の結果次第で優勝者が決まるのかそれとも
プレーオフにもつれ込むのか予断を許さない状況となっているわけだぜ
注目はなんといっても現在最年少棋士の藤本五段だろう。今日勝てば最低でもプレーオフ
進出が決定、ライバルが負ければ優勝決定となるぜ。さて将棋の棋戦には王位戦のように
リーグ戦形式のものと、トーナメント形式のものとがあるわけだぜ
名人戦、王位戦、王将戦なんかがリーグ戦方式でその他はトーナメント方式だ。トーナメ
ント方式だと最後の決勝戦が挑戦者決定戦となり、他の対局とかは一切関係なくそこでの
勝敗で挑戦者が決まる。しかしリーグ戦方式だと星取りの具合では非常に複雑になるぜ
現在ではインターネット配信による棋戦中継が当たり前になってきた。リーグ戦形式にお
ける最終局一斉対局というのはネット中継において特に盛り上がる。複数の対局が同時進
行するさまをパソコン等で一覧的に見られるネット中継はまさにうってつけのものだぜ
こういう楽しみがあるのでオイラ的には棋戦はリーグ戦形式のほうが好みである。だけん
ども主催者側からするとトーナメント形式よりも対局数が多くなってカネがかかるし、ス
ケジュール調整もとても面倒だ。主催者側負担はリーグ戦形式のほうが大きいと思われる
なのでリーグ戦形式が増える、なんてことはないと思うが。それでも今回のような混戦の
展開になれば見る側としてはとても面白い。ヤジウマ的には羽生−藤本の挑戦者決定戦を
期待するところだろうがそうは問屋が卸すかどうか。さてさてどうなりますか〜
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