息の上で歌う ・ 息の上に言葉を乗せるように歌う cantare sul fiato / parlare sul fiato のベルカント テクニック 秘密のたねあかし・・・
声のパワー と 完全に解放された響き を生み出すエネルギーは、
―(局所的な随意筋の活性化ではなく)肺全体を使った大きな、気持ちの良い深呼吸 ⇒ 共鳴空間を作り出す
― 話しをする時の発音の動きから生まれる純粋な音
この二つの自然な接触によって作り出されます。
この<接触>コンタクト contattoが、伝統的なベルカント発声の <支え> です。
(・・・って、いつも言っていますが)
現代発声の・・・下腹に力を入れて、筋肉で横隔膜を動かす・低い位置でキープする・アッポッジョとソステーニョの拮抗 とは、全く別のモノです。
この間 ユヴァッラ先生に、現代発声の支えは、どんな効果がありますか? 声に何か効果がありますか?
と きいてみました。
お答えは : 効果なし! 全くなし!! 何もなし!!! でした。
こういう 意味のない、ゼロ、マイナス、害しかない、とんでもないことを 現在9割以上の人たちがやっていますね。
教えられることを鵜呑みして従順に・・・
みんながやっているから安心ですか?
お腹に力を入れずに歌えるわけがない?…洗脳されてますね。笑
ヴェルディの初期あたりより前の歌手は、みんなベルカント発声でした。
第二次世界大戦前後は、まだベルカント歌手が多くいました。
呼吸と言葉が、声のパワーと 解放された響きを作り出すことを知っていた人たちです。
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