mixiユーザー(id:11257733)

2024年05月12日14:01

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映画「ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ」

この作品のあおり文句に「オカン版『エリン・ブロコビッチ』!観る人すべてに力をくれる、愛と勇気のエンパワーメント・ムービー!」とあったので「エリン・ブロコビッチ」大好きの私は何よりも優先して見に行きました。

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロのひと月後、ドイツに住むトルコ移民ラビエ・クルナス一家、息子が海外のイスラム教のモスクを訪れたらアメリカ軍に拘束され、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ湾収容キャンプに収容された。
母親はその事を知り、持ち前の行動力を発揮してドイツの議員やトルコの大使館に駆け込むが、どこも相手にしてくれない。そもそも親はドイツに帰化したが捕まった息子はドイツへの帰化は優著に構え、トルコ国籍のままなので、どちらの国家も相手にしてくれない。
母親は電話帳を頼りに人権派弁護士のベルンハルト・ドッケを見つけ、彼に依頼し、二人で息子を助けるために世界を駆け巡る。
内容は重たいが、母親のユニークな言動と明るさでライトに見れる。

グアンタナモ基地に捕らえられている、その他大勢の無実の罪の人たちの家族との団体にも参加したりして、徐々に世間を動かしていく。

こんあ話だが、大好きな「エリン。ブロコビッチ」の名前を出された私にはハードルを上げてしまった。

母親と弁護士の話や動きが多く、他との関りが全く描かれず、家族の助けさえないのには愕然とした。これが海外での家族の在り方かとも思ったが、映画だから、やはり家族が一致団結して、話も届かない相手にパンチをくらわす展開にならないと熱くならないでしょう。

私の見方がアレでしたけど、もう少し大衆を味方にできれば熱かったのに。
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