「1971ボルドー」ワイン会

【2024年4月30日】
第1,140回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のフレンチ
人数：12名
会費：25,200円（食事代7,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1971 Ch. Croix des Templiers, Pomerol
2) 1971 Ch. Simard, Saint-Emilion
3) 1971 Ch. Rouget
4) 1971 Ch. Chasse Spleen
5) 1971 Ch. Lafon Rochet
6) 1971 Ch. Giscours
7) 1971 Ch. La Lagune
8) 1971 Ch. La Gaffeliere
9) 1971 Ch. Gazin
10) 1971 Ch. l'Évangile
11) 1971 Ch. Pichon Lalande
12) 1971 Ch. Latour

個人的な好みでは、
☆☆☆ 6,11,12
☆☆ 　 1,2,3,4,5,8
☆ 　　
でした。

6)は、木樽やナッツや燻製肉やブラックカラントの香りと、甘いチョコレートやブラックカラントや紅茶や動物っぽい腐葉土の味わいでした。重厚感のあるどっしりとした果実味がある、骨格のしっかりとした素晴らしい熟成ワインでした。

11)は、甘い紅茶や燻製やチョコレートやブラックカラントの香りと、キャラメルやオレンジやブラックカラントの味わいでした。酸味と甘味のバランスがとれた、雑味のないピュアな果実味が楽しめる、チャーミングな熟成ワインでした。

12)は、葉巻や燻製やチョコレートやコービーやブラックカラントや西洋杉の香りと、ブラックカラントやコーヒーやチョコレートや紅茶の味わいでした。粘度の高い果実味がパッと口腔内に広がり、いつまでも続くような余韻がある、とてもこの年代とは思えない、まだ若さの感じられる素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、状態の悪いものが3本（7,9,10）あったこともあり、期待を下回りました。
そうは言っても、状態さえ良ければ無名銘柄でも美味しく飲むことができ、購入時の状態の見極めの大切さを改めて認識しました。