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2024年04月13日22:32

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吸気と排気の修理

本日は、バイク修理。

最近は始動性に難アリのTL1000Rの原因を対策。
エンジン始動の3台要素「吸気」「圧縮」「点火」のうち
圧縮は、以前オーバーホールしているしバッテリーも余裕なので丈夫なハズ。
点火はプラグ新品な上に、始動しない時でも初爆があるので大丈夫なハズ。

となると… 疑うのは「吸気」。
もしかして、インジェクターがガムで詰まって開閉不良か噴霧不良あたり?
という事で、燃料配管の中に直接クリーナーをブッ込んで、数日放置。
そして本日、始動してみたら… けっこういい感じ、かな?

という修理は、まだ序章。 これからが本番です。
お題は… サイレンサーの吸音材(グラスウール)の交換です。
20年くらいは使っているので、さすがに経年劣化が進んでしまって
筒を叩くとカラカラ音が出てしまっている。
開けて原因調査ついでに、劣化しまくりの吸音材を交換というワケです。

車体から外し、リベット中心をドリルで揉んで、残ったブツを叩き落として…
ゴーインに引っ張ると前後のフタが取れます。(かなりカタイ)

ハイ、音の原因が判明。 吸音用グラスウールの体積が半分くらいになったので
中で踊ってカラカラ音が出ていました。(ひでぇ)
ついでにセンターのパンチングパイプは接続部分のガタが大きいので
ココも当然ながら補修します。(アルミテープでガタ取り)

前後のフタ接続部分についている、残ったガスケットをキレイに剥がして
仮合わせ時に「スッ」と入るように準備します。
フタ前後をキレイに仕上げたら、仮組をして穴位置確認。
これから使うリベットの径に合わせて、ドリルで穴を広げます。

そして最後に… パンチングパイプにグラスウールマットを巻いて
マスキングテープで仮止めして、筒に押し込みつつ組み立てます。
このグラスウールはケバ立たず、ナスキングテープで位置決めしたまま
筒に突っ込んでも大丈夫。
熱を入れると体積が本来の状態に戻る仕様なので、突っ込むのも楽。

完全に挿し込む前に、接続部分には液体ガスケットを薄く塗布します。
フタを押し込んで元の位置にセットしたら、リベットを挿し込んでおきます。

そして… 「リベッター」という専用工具でリベットをカシメます。
こでれリペア作業は完成。 早速だが車両に再取付しよう。

そして、テスト走行。
相変わらず始動性は完全に復活。 セル2〜3回で余裕。
トルクが太り、高回転域パワーがキレイに回るので加速が速い。
今まで若干の不安を抱えていた「エンジン始動」に対する信頼性が格段にアップ。

うん、修理で完調のバイクは実にイイ。
ブイブイと加速してくれるし、気持ち良く回ってパワーも出ている。
でもセカンダリ側が、5500rpmから加速時だけ噴射なので
回し気味に走って、セカンダリ側も駆動&洗浄でヨシッ! 

サイレンサーに関しては… イマイチ良くワカラン。
まあ、様子見かな?

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