僕にとってはかつて感じた驚きを含め，懐かしさに満ち溢れたお料理です(ლ˘╰╯˘).｡.:*♡
僕は別に食通というわけではありませんが，それなりに年齢も重ねているのでお料理を見ると｢大体こんな味かな｣ということが推測出来たり致します。これが｢亀の甲より年の功｣というものなのかもしれません。｢見ただけで美味しそうな料理を選べる｣という大きなメリットがありますが，或いは想像もしないお味にアッと驚くようなことが出来なくなってしまったと言えなくもありませんね。｢歳を取ると驚くことが減ってゆく｣と祖父がしばしば口にしていましたが，或いはこれもその一つの現れなのかもしれません。
そんな中で餡かけ炒飯は，僕の事前予測が大外れしたことでとても印象に残っている料理です。無論，悪い方に外れて｢美味しいと思ったのに不味かった｣というのではガッカリですが，こちらは全く逆に｢想像に反して大変美味だった｣という，良い方に外れたお料理です。或る年の忘年会。｢今回は中華料理だよ｣と言われて行ったお店での宴会も大盛り上がりし，そろそろご飯ものが登場するという頃…運ばれてきた大丼を見て｢お，炒飯か(◍•ᴗ•◍)｣と喜んでいたのも束の間，お店のスタッフが別容器の餡を掛け始めました。｢え，せっかくパラリと美味しそうに仕上がった炒飯に何てことを(｡•́︿•̀｡)｣と思っているうちに小丼に取り分けられたものが僕の前にも登場しました。｢折角の美味しそうな炒飯だったのに( ´･ω･)｣と思いながらスプーンで一口頂いた瞬間｢何これ，美味しい(๑˃̵ᴗ˂̵)｣と驚愕交じりの喜びを感じたのを今もよく覚えております。炒めてパラリとしたご飯は餡を掛けてもベタベタにはならず，ご飯の味と餡の味とが調和して絶妙の美味が誕生するのだと知った瞬間でした。
最近は中華料理屋さんに行く機会も少なく，餡かけ炒飯にも何年もご無沙汰を続けています。そんな中で今回レシピを見つけたので｢家でも出来るかな｣と読んでみることに致しました。
まず長葱を粗微塵に・豚バラ肉を３�冑�に切り，カニかまを手で裂いておくのですね。そしてボウルに鶏卵を溶き冷やご飯を入れてよく絡めておきます。そして熱したフライパンにサラダ油を敷いて長葱と豚バラ肉とを炒め，火が通ったら一旦取り出してフライパンに今度は胡麻油を入れて熱しご飯を強火で炒めます。ご飯がパラパラしたら取り出しておいた葱と豚肉を加えて塩胡椒と醤油を加えて味が馴染むまで炒め合わせ，火から下ろします。そして小鍋にカニかまと水・醤油・鶏ガラスープの素・酒・砂糖・片栗粉・グリーンピース水煮を入れて混ぜながら熱し，とろみがついたら火から下ろして，皿に盛りつけた炒飯に掛けて完成です。
当然ながら、通常の炒飯よりは餡を作る分だけ手間を要します。でも，あの忘年会で出会った美味に再会出来るのであればそれだけの価値は充分にあると僕は思います。平日だと面倒なので，お休みの日に手掛けるべきお料理かな。そんなことを思っております♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
失敗しないあんかけチャーハン レシピ・作り方
https://www.kurashiru.com/recipes/466d4136-8301-4c93-9b6c-a02035cc89dc
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