人は、人生の最初から最後まで、上り調子で終わることはできない。
陰と陽がバランスをとっている。
大谷選手の場合、高校生の頃から自分の人生設計を具体的に思い描き、それを記し、そのために必要なことをマトリックスで考察して、細かく精査し、実行していた。
その結果、野球において、前人未到の大記録をいくつも打ち立て、その上でさらに野球に打ち込んでいた。投手としては、「ピッチングをデザインする」という最新テクニックとテクノロジーを取り入れて、計測器をフル活用して、自分のピッチングを練り上げていた。バッティングでもそう。
さらに人格面でも、行動も言説も丁寧で、人に好かれていた。
そして、ここぞというタイミングで最良の伴侶と結婚した。
自分は、いつ、どのような形で、大谷選手の負のカードが切られるのか、見ていた。
だが、ここまでくると、圧倒的な順風満帆ぶりに、”もうそういうこともないのかもしれない”と思い始めていたら、水原氏の報道が出た。
つまり”ファミリー”ということ。
大谷選手は、自分のことは完全にコントロールできているが、これから「自分以外の近親者、奥さん、子供」といったものができてくる。その中で、「通訳」は、一番長く彼に寄り添ったファミリーの一員。
そこに負のカードが出たのは、なるほど大谷選手らしい現れなのかと思った。
詳しいことはわからないが、いい意味で、彼と彼の周囲の方々が、これを乗り越えて、さらに成長していくことを念願している。
■【速報】通訳の水原一平氏が球団側に解雇されたと地元紙報道 ドジャース大谷翔平選手の資金を使い違法賭博か
(TBS NEWS DIG - 03月21日 07:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7794950
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