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2024年03月17日22:27

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ヒビノキ863(03月10日〜03月16日までの1週間/週後半)

2023/03/10〜2024/03/16までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。

■2024/03/14/木
「大学生内定率91.6% 今春卒、0.7ポイント増―2月時点」――。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024031500702&g=eco

自身の社内をふくめヤフコメとかぜんぜんわかっていないヒトが多い。この数値は現在時点で「来年就職を希望する新卒学生」の数と「現在どこかで内定をもらっている学生」の合算の数値。くわえて全国62校のみの聞き取りにすぎない。

2月時点で全国の新卒学生9割の内定(将来)が確定してたら、学生も我々人事も苦労しないわ。ここから予定を変更し院に進む学生もいるし、1人の学生が複数の内定を獲得している場合も多い。その部分は数値に反映されていない。

人出不足かつ若者不足だが、就活がぜんぜん上手くいかない学生もいるし、反対に選択する幅が多いゆえ悩む事も多い。新卒でも、既卒でも、転職でも、苦労しない就活なんてない。自分は4回転職してるけれど本当に思う。

『ダンジョン飯』 第11話 「炎竜」
https://delicious-in-dungeon.com/
うんこー。赤竜へと飲み込まれたファリンを救出するため、いよいよ、その妹を飲み込む竜と対決をこころみるライオスたち。だが、想定以外の事態――マルシルの魔法が引き起す家屋倒壊を生き残る竜、逃げ出すケンスケ、熱伝導率の高いアダマンの鍋が積み重なり計画は失敗。ライオスはまさしくも命懸けで竜の逆鱗を剣で突こうとする。ドラゴンバスター成功。だが満身創痍すぎ。

毎度毎度、想像するんだけど、テレビアニメに登場するドラゴンの造形ってD&D 3x版以降の「モンスター・マニュアル」の造形にひっぱられすぎだよな。以前これ以外の作品で完全にブラック・ドラゴンまんまの作品があった。ただ、竜の息を吐く直前の舌打ちの設定はよかった。それはおいておいて片足を失う決死の覚悟でライオスはドラゴンを打倒。でもファリンの姿は竜の体内にあらず。おまえうんこに……。

『うる星やつら 第2期』 第33話 「あやかしの面堂/最後のデート」
https://uy-allstars.com/
旧版のタイトルは「怖い!!終太郎の頭にタコがいるっちゃ!?」。面堂の奉るタコたち。その1体の赤丸が消息不明に。翌日、面堂の頭の上に透明なタコが居座る。お見舞いに来た、あたる、ラム、しのぶ、と、除霊に来たさくらが、面堂の頭の上のタコあれこれするお話し。正直なところ、これといった面白味もなく、オチもなくて「ぼんやり」した一話。赤丸が面堂の枕に潜り込んだ理由もなかったし。

旧版のタイトルは「ダーリンのやさしさが好きだっちゃ…」。なるほど。原作者が「一番好き」と公言するだけはあっていい話になっている。あたるへ想いを寄せて死亡した少女・望を成仏させるために、あたるが真夏に彼女の編む毛糸のセーターや帽子をかぶり想い出を作る。「あたるは幽霊の成仏を第一にはせず少女の望とデートをした」“やさしさ”がわかる一話。ラムはダーリンに惚れ直す。

『魔女と野獣』 第9話 「魔女と魔剣―終幕― The Witch and the Demon Sword: Final Act」
https://www.tbs.co.jp/anime/majo/
好きなんだけどー。離れてるのさー。「百合作品みたいなキスの止め絵やめなよ」でヘルガのファーストキスをうばい、ギドの本体が覚醒。アシャフが「世界を滅ぼす力なんていくらでもある」と語る様にギドの本体は魔剣へ匹敵する能力をみせる。ギドの本体が本作においてデウスエクスマキナなのは間違いない。同時にギドの本体がいるからこそ、今回みたいな究極の人外魔境が展開もできる。

ギドの本体が出現した時点で勝利は確定。世界を破滅させるほどの両雄の対決は見応えがあったし、巨大な人型を模す煙の巨人でギドをサポートするマッド・クーガの冷気攻撃はユニークな演出。もやもやの白い煙はいかにもCGらしいが、見た目が独特だし、いままで以外の作品であまり見た事がなかった。アシュガンはなるほど、初代「剛毅の魔女」に瓜二つのヘルガに恋しちゃったのね。

■2024/03/15/金
いよいよ花粉症でないことが少数派になってきた。周囲の花粉症派と戦う事が必要だ。

『葬送のフリーレン』 第27話 「人間の時代」
https://frieren-anime.jp/
ゼーリエ → フランメ → フリーレン → フェルンへの魔法の継承。二次試験が終了。だが、ダンジョンの協力型攻略とイレギュラー(フリーレン)の存在は異例の合格者数を出す。この状況にゼーリエは自身みずから合否の判定をくだす。同時進行する砕けたフェルンの杖の修理でリヒターたち脱落者たちにスポットをあてて、フリーレンとフェルンの過去と現在をつなぎ2人の絆を強化する。

本作の鉄板の文法――過去と現在を未来へつなぐ継承のお話し。ゼーリエはフリーレンと同様に魔力を抑制している。その魔力抑制のゆらぎを、いわゆる今後革命を起し、エルフたちを凌駕する魔法を使う“人間”のフェルンが見破る。フリーレンが予言したとおりに。でもフェルンはゼーリエの誘いを断わりフリーレンの弟子を名乗る。ゼーリエの予想した通りに。ただ、その継承の輪の中にやはりゼーリエも身を置く。

■2024/03/16/土
午後から都内でTRPGのオフライン・セッション。『サイバーパンク RED』のGMをやらせてもらいました。参加したメンバーは協力ありがとうございました。戦闘はグリッドの採用で各段におもしろくなったが、バランスの勘所が自身にもっと必要。

フォト
https://hj-cyberpunk.com/

2040年代のサイバーパンク世界のマッチングアプリ(以下“アプリ”)を使用し、相性一致のための仮想人格をデジタル生成。その仮想人格をより合わせ、かつての「最高の恋人」を作り出す目的をもった陰謀と犯罪が主題。

「最高の恋人」をうしなった黒幕は、事故に遭い、意識が回復せず、自身の秘書に最高の恋人作りを頼んで、以後の指示は自身の仮想人格へしたがうように遺言。秘書は目的を隠し合同企業を作り、アプリで仮想人格の収集を計画する。

本人が死亡した場合、その仮想人格の著作権と所有権は弊社にあると規約に同意させ、必要な仮想人格を持つ対象を殺害する。もちろんPCはそんな陰謀にはまったく気付かず、アプリの選び出す相手にナイトシティデートを行う。

この部分は未訳の無料DLC「Digital Dating in the dark future」を使用。おもろしすぎて時間をとりすぎたけど、相手――全身ボーグウェアの女性の死とアプリのイメージアイドルとの交流がなければ、以後の展開はぜんぜん盛り上らなかった。

最後はわりとなし崩し的に、墜落するアプリの宣伝用飛行船で戦闘に突入。PCのダメージがふるわなかった部分はややあるが、ちよっと戦闘のバランスを自身が研究する余地あり。すくなくとも今回なら相手をもうちよっと弱くしてよい。

「PC3人にボス1人」の方針や、マスタスクリーンに付属するフロアプラングリッドの広さや大きさは「ちゃんとPCの強さと敵の強さを計算」したものになっている。戦闘が終了したとき全員ギリギリであった。たのしかったけどね。

『薬屋のひとりごと』 第23話 「鳳仙花と片喰」
https://kusuriyanohitorigoto.jp/
天才/奇人軍師も女と情に関る物事では“凡人”だったと。猫猫と羅漢が「緑青館」の妓女の身受けを賭け勝負する象棋(シャンチー/中国象棋)は物語の“フリ”。主題は羅漢と鳳仙の過去の開示。ですから、猫猫が語る身受けをしてほしい妓女は = 母親/鳳仙だということ。なるほど。両者(羅漢と鳳仙)が相思相愛だったことは間違いないし、おそらく鳳仙も羅漢の子を望む。

だけれど羅漢は彼女が自身の子を孕んだ事には気付かず遠地へ。そのあいだに鳳仙は羅漢への想いを“こじらせつづけた”。そうして自分と(おそらく)猫猫の小指を切り落とし羅漢へと送った。この相愛誓約も前回の爪紅(つまべに)と同様に日本の遊女方式。なんにしても子を孕み価値がなくなった妓女の行く末は悲劇。鳳仙が正直につたえればよかったが、両者は不器用な似た者同士の男女であった。

『僕の心のヤバイやつ 第2期』 karte 23 「僕は負けたくない」
https://bokuyaba-anime.com/
教師間のマウント合戦のために体育祭で1位をとってほしい! それはおいておいて今回の話は率直にいい話だった。足立が山田と市川の関係に気付き、山田を賭け、体育祭の騎馬戦で勝負。市川は足立の真剣な気持ちを知って勝負をうける。市川が複数の気持ちを担保するため勝負へ挑む。この部分がすごくいいな。自身が山田へ抱く気持ちの肯定をふくめ、恋人(山田)と友人(足立)のために行動する。

自己の誇り、恋心、友情、すべてを肯定しにいく。展開としては暑苦しすぎて、くさすぎるけれど、物語ですから、このぐらいのアゲはほしい。足立も市川を「いいやつ」とリスペクトしている部分がよい。同時に以前のナンパイ(南条先輩)と同様に、物語は足立を山田の争奪戦レースから切り離して別の道を開く。おそらく足立 × 萌子の関係が今後作品に彩りを添える。よく計算してんな。
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