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2024年01月26日21:33

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とつかニューイヤーコンサート 2024@戸塚区民文化センターさくらプラザホール

都響第二ヴァイオリン首席奏者遠藤香奈子さんと妹さんの和歌子さんの戸塚姉妹による
新年恒例のコンサート、これで9回目になるのだそうです
昨年はホールの改修工事の関係で新年ではなく少し遅れて実施するということでさくら
プラザのWSを注意深くチェックしていたのですが告知されることもなく、気がついた
ら終わっていました(都響のWSでチェックすればよかった)
今回のアンケートで「このコンサートをどうやって知りましたか」という設問の選択肢
にさくらプラザのHPという項目が真っ先に挙げられていましたが、ワタシは大きくXを
付けてやりました

今回はチケットを求めるのも都響のWEBチケットで、無事拝聴することが出来ました

テーマは「移ろい」ということだそうですが、それらしいのはショパンの別れの曲と
赤とんぼのヴァイオリン編曲版くらいでしょうか(別れの曲は主題曲として用いられた
ドイツ映画のタイトルで、音楽的にはあまり意味はない)
赤とんぼは郷愁ということで時の移ろいですかね、渡辺俊之さんの編曲はコード進行に
特徴があって、なかなか良かったです

ヴィヴァルディの四季から夏と秋というのは、これも季節の移ろいでしょうか
しかし、これは2021年に新年コンサートということで冬と春をやった、いわば拾遺集
ですから、今回のテーマはややこじつけかな
どうも「夏」はヴィヴァルディが低血圧で暑いのが苦手、頭がぼーっとして創作意欲が
湧かなかったのではないかという、これはワタシの高校の時の友人の説(妄説?)で
すから、よい子のお友達は真に受けないように

オーソドックスなコレルリのラ・フォリアと、それに続く超絶技巧のパッツィーニの
妖精の踊りは遠藤さんの存在感を示しました(楽器も18世紀のものだそうです)
MCをたっぷりされたため、やや押し気味で、終曲のモンティのチャールダッシュは
猛烈なテンポで演奏され、それはそれでお見事でした

アンコールは、年初からの出来事で萎縮しがちなところ勇気を持つようにという意味で
上を向いて歩こう、そういえば坂本九さんも飛行機事故で亡くなったんでしたっけ
スインギーでブギウギのリズムに乗った編曲で(編曲者に関するコメントはありません)
こういう演奏で聴くと中村八大さんはやはりジャズミュージシャンだったんだなと

小一時間くらいかと思っておりましたが、たっぷり楽しませていただきました
来年は10周年記念、なにかスペシャル企画を考えるらしいです
ワタシは一応アンケートにルクレールのヴァイオリンソナタ第3番と書いておきました
これはオイストラッフの演奏のCDを持っていて、是非ナマで聴いてみたいのです
うーん、採り上げていただけるでしょうか(望み薄)
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