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2024年01月07日00:09

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金曜は……

 金曜は、年末から罹患していた肺炎が父親にうつってしまったようで、今日は父親を病院に行かせ、代わりに、買い物したり、とあれこれ。
 一通り用事を済ませ、夕方からチネチッタで映画。

 今日は、
 「エクスペンダブルズ ニューブラッド」。

 これは、シルヴェスター・スタローンが、かつてのアクションスターを集結させて生み出した”古き良き”アクションスペクタクルの第4弾。
 共演は「MEG ザ・モンスターズ2」のジェイソン・ステイサム、「クリード 炎の宿敵」のドルフ・ラングレン、そして、「トランスフォーマー」のミーガン・フォックス。

 自ら“消耗品<エクスペンダブルズ>”と名乗る傭兵団を率いるバーニー・ロスは、相棒のリー・クリスマスと共に、CIAからの依頼で、リビアにて、テロリストによる核爆弾起爆装置強奪計画を阻止するミッションを請け負う。だが、その情報は敵方に漏れており、エクスペンダブルズは、バーニーの死と言う、大きな代償を払うことになる。
 リーは、ミッション失敗の責を問われてエクスペンダブルズを追われ、残ったメンバーは、起爆装置奪還作戦に臨むのだが……

 これはダメだ。
 「エクスペンダブルズ」シリーズは、スタローンを筆頭に、ミッキー・ロークにドルフ・ラングレン、そしてジェット・リー、後にはシュワルツネッガーにブルース・ウィリスと言った往年のアクションスターが集まって、かつてのアクション大作のような大量の火薬とガソリンによる爆破と火炎、たっぷりの銃撃戦とドツキ合いを繰り広げる、と言う内容がウリであったのに、参加するベテラン勢が寂しいものとなると共に、アクションの方も、若手とアジア系中心で、CG多用となっては、最早、その本領を見失っている、としか言い様がない――もっとも、このシリーズ、元は、監督・脚本ともシルヴェスター・スタローンだったのに、本作に至っては監督・脚本ともノータッチとなっては、それも当然か……

 今回、中盤以降は貨物船内と船上での戦いとなり、破壊と爆発のスケールは小さいし、アクションの方はかなり期待外れ。更に、お色気担当のミーガン・フォックスは、あれこれイジりまくっていてるし、新キャラの中国娘も、ただいるだけ、と言う感じ。しかも、物語の方も粗く、最後、お約束のように死んでいた筈のバーニーが再登場して危機を救うなど、脱力するしかない展開で……B級アクションに成り下がってしまったのには、もう、ため息しか出ない、と言う感じ。


 今日は、もう1本、
 「アンブッシュ」。

 これは、UAE(アラブ首長国連邦)製作の実話に基づく戦争アクション。
 出演はUAEで活躍する俳優らだが、監督は、「96時間」のピエール・モレルが務めている。
 
 2018年、イエメン内紛収拾の為に出動し、南部に駐在するUEA陸軍部隊は、戦闘地帯の住民支援と、治安活動に従事していた。ある日、パトロール中の軽装甲車が、敵の待ち伏せに遭い、行動不能となってしまう。
 反政府組織の捕虜となり、交渉材料を与える事を危惧する軍司令部は、救出部隊を編成するが、その救出部隊もまた攻撃され、戦闘は泥沼化して行く……果たして軍は全員を無事救出できるのか……?

 この映画、馴染がないUAE映画、しかも、リアル指向の戦場群像劇、と言う事で、主人公もはっきりせず、視点も複数で、物語は判り易くはない。
 しかしながら、現用兵器てんこ盛り、しかも、下手にCGを使わず、実際に銃撃・破壊・爆破を現物で見せるアクションは見応えあり。撮影や編集などは第一級で、さすがは「96時間」のピエール・モレル、見せ方が上手い。
 ドラマとしての盛り上がりに欠ける部分はあるが、現在の陸上近接戦闘と言うのがどう言うものなのか、それを変に演出することなく、リアルに見せているのも好印象だ。

 ただ、終盤、戦死者を巡る描写と、本国移送シーンを妙に感動的に、感傷的に描くのは、いかにも軍のプロパガンダ映像的に見えて気になるが、それはまぁ、これだけ軍の協力を得ている以上、仕方ない事だろうか。
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