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2023年11月26日16:26

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週報(23/11/20〜) 飛騨高山(2)

今週も旅行記を続けます。
 
古い町並みエリアの混雑に辟易したため、近くにあった「飛騨高山まちの博物館」へ行った。
江戸時代の豪商、矢嶋家と永田家の土蔵を活用した展示室が複数設けられている。
こちらは行政主導の博物館で、かつ無料であった。
 
先程までいた高山陣屋の御蔵にて掲げていた城下町の歴史をもっと煮詰めた感じであった。
さらに文化的な面である伝統工芸、美術工芸の面にも注目しており、さらに歴史を知ることが出来る場所であった。
無料施設にも関わらず、観光客は左程いなかった。
観光客は古い町並みで食べ歩きしかしていないのだろうか?
それ程までに、街中の混雑とは無縁の場所であった。
 
1時間程滞在し、時刻は既に13時半である。
暖かいというよりも暑いくらいの日であったので、混雑した町中よりも人が少ない場所を求めて、山側の東山寺院群へ向かった。
既に秋の紅葉真っ盛りの状態となっており、絵になる良い景色が広がっていた。
良い景色が広がっているにも関わらず観光客は疎ら。
欧米系の写真好きの人達、バックパッカースタイルの方がチラホラという感じである。
本当に観光客は食べ歩きしかしないのだろうか?
 
東山寺院群を見終えた時は、既に15時になってしまった。
15時になると観光施設が閉まり始める。
中心部を歩いていなかったため、目ぼしい観光施設に行っていなかった事に気付いた。

高山別院寺宝館に行ってみたのだが既に開館時間は終わっていた。
しかし、何かの法要が行われていたらしく、大根汁(味噌風味)が無料で振舞われていた。
振舞いも終わりの時刻なようで、大盤振る舞いといった感じとなり、昼食を抜いていた自分にとっては遅い昼食となった。
 
最後に櫻山八幡宮へ行った。
観光名所を周っていながらも、街の中心となる寺院に行っていなかったからである。
こちらには観光客の人が多く集まっていたのだが、既にピーク時間帯は過ぎていたようである。
神社にお参りして帰ろうとしたのだが、近くにある高山祭屋台会館が気にかかる。
入館料が1,000円と高いのが気にかかり入るのに躊躇してしまった。
「迷う場合には行く」という旅行時の鉄則があるので、中に入った。
中に入ると、高山祭の屋台が4台並べてあった。
詳しい掲示による展示はなく、全て個人毎に渡される音声ガイドであった。
大抵の場合、音声ガイドは有料で希望者にのみ渡されるケースが多いので、このように全員渡されるのは稀である。
(午前中の高山陣屋では、スマホにてQRコード読み取りによるガイドであった)
このため、各々好きなように展示を見ることが出来るというメリットがあった。
 
これだけで入館料1,000円は高いというのは間違いなかった。
しかし、隣にある桜山日光館との共通入場券であるため、移動して館内に入った。
館内に入って驚いたのは、日光東照宮のミニチュアである。
何故高山に日光東照宮なのか?という疑問は無視して見て回った。
ミニチュアなのだが、あまりにも精密な作りで驚きであった。
大正時代に15年をかけて作られた模型であり、戦後アメリカ各地で巡回されて公開されたものが、製作の地である高山に戻って来たとの事。
この模型だけでも十分な見応えであり、お金を払って見ておいてよかったという気持ちだった。
特に日光東照宮の境内を知っている身としては、細かい部分も見ていられるので退屈しないので。
 
見終わると、17時直前かつ日没直前となった。
今日の宿であるホテルまでの移動に時間がかかり、着いた時には既に陽は落ちていた。
 
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写真: 飛騨高山まちの博物館, 宗猷寺, 櫻山八幡宮
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