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2023年11月21日22:41

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『旅するローマ教皇』感想

〜「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」などのドキュメンタリー作品で国際的に高く評価される名匠ジャンフランコ・ロージが、ローマ教皇フランシスコに迫ったドキュメンタリー〜
〜2013年の伊・ランペドゥーサ島から2022年のマルタ共和国まで、37回の旅で53カ国を訪れたローマ教皇に密着。難民問題と紛争に苦しむ中東やアフリカ、そしてアメリカでは平和について語り、イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦や、被爆国である日本も訪問、さらにカトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も記録する〜<映画.comさんより>

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観たのは10月上旬だったのに、こんなにも感想が遅れてしまったあせあせ(飛び散る汗)

原題は『In viaggio』で「viaggio」=「旅」ということです。
まずは、ポスターの違いが凄いなと・・・。
海外のポスター、あれこれ探していたんですが、たいていは、上記のようなもの。
日本版のように、たくさん言葉を付け足さなくても、伝えたいことがわかる。

教皇が各国に向かう機内からは、護衛の戦闘機が見える。
各国で専用の車(パパモビル)で移動する際、カメラは教皇をつねに背後から捉える。
熱烈に歓迎される国。そうでもない国。
教皇はどちらに対しても、キリリと立ち、笑顔で手を振り続ける。

教皇の発言のひとつひとつが心に響いた。
「夢」「願い」「未来」「戦争」「兵器」「尊厳」
1人1人、目を見て話しかけ、ハグを惜しまない。

イスラエルやパレスチナのところでは、心がざわついた。
パレスチナでは東方正教会の第一人者と共に祈りを捧げ、イラクではイスラム教シーア派の最高権威と対面。
(このあたり詳しくないので、調べましたあせあせ)
イスラム教の聖地であるアラビア半島をローマ教皇として訪れたのは、フランシスコが初めてだったという。

個人的に一番印象に残ったのは、カトリック教会で起きた性的虐待に対しての謝罪。
教皇としてというより、その瞬間は、ひとりの人間として、謝らずにはいられないという姿が垣間見えた。

最後の方の旅では、歩きに少し支障がでてきていたようだが、杖もつかず、しっかりと自分の足で歩かれていた。

※予告編
https://youtu.be/wkZXwktHZxg

ジャンフランコ・ロージ監督インタビューカラオケ
「たとえ主人公が教皇であろうと、宗教的イデオロギーのある作品にはしたくなかった。教会やバチカンについての映画ではなく、ひとりの人間の肖像・ポートレートを作りたかったのです。彼は教皇でもあり、何よりもまず、ひとりの人間であるから」
「バチカンを担当しているジャーナリスト達も100人ぐらい一緒に飛行機に乗って、日本や中国、アメリカへ旅をしています。つまり僕が映画の中で使っている場所にはみんな同行しているわけです」
https://eiga.com/news/20231006/2/

フランシスコは、どうやら筋金入りの庶民派教皇。
イエズス会からやってきたケン・ローチ(監督)!?
あと、私は知らなかった&映画には出てこないんですが、2019年に来日された時、東京ドームで大規模なミサが行われて5万人が熱狂したとか。
カインとアベルを知ってたら(私は知らずあせあせ(飛び散る汗))更に深く読み取れるドキュメンタリー。
今作を観ることで、教皇の旅に同行することで、世界情勢を知る。
観れて良かった。どなたにもオススメ。3.7☆
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