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2023年11月19日00:37

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最新版 指輪物語7 追補編 (評論社文庫) J・R・R・トールキン 評論社 2023年05月30日

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p.309
西方語では、かれらのことはめったに人の口に上らなかったとはいえ、まれに口にされることがあれば、バナキルbanakil「小さい人」が用いられた。しかし当時、ホビット庄及びブリー郷の住民はクドゥクkudukの語を用いた。…すでに述べたように、ホビット族はかつて、ロヒルリムのことばと密接な関係を持つことばを話していたので、kudukはkud-dukanのくずれた形であるように思われる。kud-dukanには、すでに説明した理由からholbytlaの訳語をあてた。もしかりに、われわれ自身の古の英語にholbytlaの語が出てきたとしたら、それがくずれてhobbitになることは充分考えられるのである。
p.310
しかし、Galpsiを表わすのにGammidgyをさらに縮めてGamgeeにしたことについては、別にサムワイズとコトン家のつながりを考えたわけではない。…(訳注 gamgeeは外科医ギャムジーによって考案されたガーゼの間に脱脂綿をはさみこんだもののことをいうウォリック方言。そこでCottonとのつながりということばが出てくる。)
p.319
わたしには、「適応性」と「寓意」とを混同しているむきが多いように思われるのだが、一方は読者の自由な読み方に任され、他方は著者の意図的な支配に委ねられるものである。
p.325
(著者の肉声のテープによると、アラゴルンはアラゴーン、またエルフ語ではありませんが、アイゼンガルドはアイゼンガード、スメーアゴルはスミーガルと発音されています。)


「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの新作映画製作へ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=7314059

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ新作をワーナー・ブラザースが企画中だ。同社の共同会長兼CEOのマイケル・デ・ルカとパム・アブディが、J・R・R・トールキンの著作に基づいた新作を手掛けることは「光栄」であり、トールキンの世界は「映画では未だほとんど探られていない」と発表した。

2人はこう声明を発表している。

「20年前、ニューラインは前例のないほど思い切り、この驚くべきストーリーやキャラクターの数々、そして『指輪物語』の世界を映画化しました」
「その結果は、幾世代ものファンに愛される重要な映画シリーズとなりました」
「しかし、その領域と詳細は大切に2つの3部作に収められましたが、J・R・R・トールキンが構築した膨大で複雑、そして驚嘆すべき世界は、映画では未だほとんど探られていません」
「ファンの方々をより深い中つ国の映画世界に招くこの機会を光栄に思います」

同シリーズではこれまでに、2001年から2003年にかけてイライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェット、イアン・マッケラン出演の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作、2012年から2014年にかけて「ホビット」3部作が製作されており、全作でピーター・ジャクソンが監督を務めていた。


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