「1991ブルゴーニュ」ワイン会

【2023年10月11日】
第167回の月例1990年代ワイン会を開催しました。
場所：中央区銀座のフレンチ
人数：10名
会費：20,800円（食事代8,250円を含む）
ワイン：
1) 1991 Pommard Les Fremiers, Monthelie-Douhairet
2) 1991 Savigny Les Beaune Les Vergelesses La Bataillere, Albert Morot
3) 1991 Nuits Saint-Georges Les Fleurieres, Jean-Jacques Confuron
4) 1991 Nuits Saint-Georges Aux Argillas, Chauvenet Chopin
5) 1991 Vosne Romanee Les Beaumonts, Noellat
6) 1991 Corton Les Carrieres, Robert et Raymond Jacob
7) 1991 Clos Vougeot, Daniel Moine-Hudelot
8) 1991 Bonnes Mares, Andres Morey
9) 1991 Clos de la Roche, Robert Gibourg
10) 1991 Mazis Chambertin Cuvee Madeleine Collignon, Hospices de Beaune elv. Maurice Chenu

個人的な好みでは、
☆☆☆　 7,8,9
☆☆ 　　 1,2,3,4,6,10
☆ 5
でした。

7)は、甘い紅茶やバニラや燻製や白コショウやチェリーやプラムの香りと、ビターチョコレートや紅茶や燻製やチェリーやイチゴの味わいでした。凝縮感のある果実味を持つ、骨格のしっかりとした熟成ワインでした。

8)は、紅茶や燻製やミネラル分や海藻やチェリーの香りと、甘い紅茶や燻製やチェリーやプラムの味わいでした。きめ細かなタンニン分と甘い果実味がきれいに融合した、バランスのとれた風味が印象的な、美しい熟成ワインでした。

9)は、甘い紅茶や動物っぽい腐葉土や燻製やチェリーの香りと、紅茶やチェリーやプラムやイチゴの味わいでした。甘くて複雑な果実味が口腔内にぱっと広がる、優美な熟成ワインでした。

全体的には、期待を上回る満足度の高い会でした。
1991ブルゴーニュは、普通の評価の年ですが、優れた熟成ブルゴーニュの特徴である、甘く華やかな風味が、どのワインにも備わっていました。
まだ柔らかなタンニン分が感じられるものもあり、ちょうど今が飲み頃の印象でした。
ワインを飲んだ印象からだけでは、あと5年以上は楽しめそうですが、コルクの劣化が進行しているため、ワインが急に劣化するリスクは常にあると思います。