「1990年代のピュリニー・モンラッシェ」ワイン会

【2023年9月13日】
第166回の月例1990年代ワイン会を開催しました。
場所：中央区銀座のイタリアン
人数：10名
会費：25,300円（食事代8,250円を含む）
ワイン：
1) 1993 Puligny Montrachet, Jean-Marc Boillot
2) 1991 Puligny Montrachet Clos du Vieux Chateau, Maroslavac (Laboure-Roi)
3) 1999 Puligny Montrachet Clos de la Garenne , Duc de Magenta, Louis Jadot
4) 1998 Puligny Montrachet Champ Canet, Etienne Sauzet
5) 1996 Puligny Montrachet Champ Gain, Olivier Leflaive
6) 1995 Puligny Montrachet Les Folatieres, Louis Jadot
7) 1993 Puligny Montrachet Clos du Cailleret, F&L Saier
8) 1991 Puligny Montrachet Les Combettes, Henri Clerc
9) 1998 Chevalier Montrachet, Bouchard Pere & Fils
10) 1993 Batard Montrachet, Bachelet-Ramone

個人的な好みでは、
☆☆☆　 8,9
☆☆ 　　 1,3,4,5,6,7,10
☆
でした。

8)は、バニラや甘いキャラメルやミネラル分や燻製や木樽や熟したリンゴの香りと、ハチミツやナッツや旨味やリンゴや梨や白コショウの味わいでした。滋味深い旨味のある、奥行きの深い熟成ワインでした。私が古いシャルドネを評価する場合は、どうしても果実味が残っているかがポイントになりがちですが、このワインには果実味を超越した魅力がありました。

9)は、木樽や燻製やナッツや洋梨やビワやマンゴの香りと、燻製や白コショウやローストしたナッツやハチミツやヨーグルトや洋梨やリンゴの味わいでした。口腔内に果実味がぱっと広がる、ボリューム感のある骨格のしっかりとしたワインでした。

全体的には、予想をやや上回るレベルでした。
私が熟成に不向きと考えているシャルドネですが、劣化したものは1本だけでした。
その他の9本は、どれも美味しい果実味が感じられたのですが、20年前はもっと美味しかったのかもしれません。