「バローロ古酒」ワイン会

【2023年9月11日】
第1,107回の定例会を開催しました。
場所：港区北青山のイタリアン
人数：9名
会費：17,000円（食事代6,500円を含む）
ワインリスト：
1) 人数が少ないため開けませんでした
2) 1970 Barolo Riserva, Damilano
3) 1969 Barolo Riserva, Valfieri
4) 1968 Barolo, Ciravegna
5) 人数が少ないため開けませんでした
6) 1967 Barolo, Bersano
7) 1965 Barolo, Giovanni Scanavino
8) 1964 Barolo. Giordano
9) 人数が少ないため開けませんでした
10) 1964 Barolo. Schiavenza
11) 1962 Barolo, Franco Fiorina
12) 1961 Barolo, Castellana

個人的な好みでは、
☆☆☆ 10,12
☆☆ 　2,3,4,6,7,11
☆ 　　　
でした。

10)は、ナッツや木樽や燻製や旨味やチェリーの香りと、甘いキャラメルやナッツやチョコレートやチェリーの味わいでした。甘味と酸味のバランスがとれた、舌触りが滑らかで余韻が長い、美しい熟成ワインでした。

12)は、バニラや木樽やチョコレートやココアや白コショウや燻製の香りと、キャラメルや紅茶やチョコレートやアプリコットやチェリーの味わいでした。凝縮感があり骨格のしっかりとした、とてもこの年代とは思えない素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待通りの満足度の高い会でした。
全て50年以上の歳月を経たワインですが、状態の悪いものは1本(8)だけでした。
また、いつもイタリアの古酒で感じることですが、コルクの状態が非常に良く、液漏れ痕があるのは2本(8と11)だけで、また抜栓時にコルクが折れたのは1本(12)だけでした。
バローロの古酒は、手頃な値段で買えるものも多くありますので、これからも状態を厳選して集めるつもりです。