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2023年08月17日17:48

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マルク・シャガール版画展@世田谷美術館

当初は昭和記念公園にサギソウ花追いにでも行こうかと思っておりましたが、台風の
余波で「大気の状態不安定」が続いておりまして三多摩方面は午後から雷雨の予報
あんな広いところで逃げ隠れするところもないのは危険です
君子危うきに近寄らず(ワタシは豹変するので君子です)で、方針を変更して世田谷
美術館に行くことにしました

シャガールはそれほど親しくお付き合いしている画家ではありませんが、空を飛ぶ恋
人たちや、なぜか馬の頭が割り込んでくるファンタジックといいますかメルヘンチッ
クといいますか、そんな画風は知っておりますので、これもまた良いではないか

世田谷美術館はこれで三度目ですかね、前回は上野毛駅から東急バスを使いましたが
よく考えたら上野毛まで電車を乗り換えて行くなら、田園調布からチンタラ行っても
変わりはありません、そもそも田園調布からのバスが時間がかかるので上野毛にした
のですが、それって上野毛駅前では定刻を遅れたバスを待つことになりますよね

というわけで、初回と同じく田園調布駅からバスに乗りました
始発は当然定刻通り、上野毛駅を通過する時点で5分遅れ、それでも目的地の美術館
前には想定通り30分かけて「とうちゃこ」(火野正平風)いたしました

今回の展示は標題にもありますように版画で、ワタシの知っているのは油絵ですが、
それほど画風に違いはありません、多色刷りによっているためカラフルで、夢幻的な
世界が広がります

目録を見ますと全140点神奈川県立近代美術館からの借り物で、もしかしたら既に
こういう趣向の展示会は葉山であったのかもしれませんね
でもワタシには初めてで、特にダフニスとクロエは大いに楽しみました

ラ・フォンテーヌの寓話の挿絵はモノクロによるもので、解説では色彩はなくとも
シャガールの表現力は充分に色彩感があるとのこと(ちょっと無理があるような)
むしろ作品に添えられたラ・フォンテーヌの寓話の超訳が面白い
ちょっと駆け足になりましたが1時間弱の鑑賞で美術館を後にしました

美術展そのものは楽しめましたが、乳幼児を抱いた母親がいたのには疑問であります
「会話はお控えください」と注意書きがしてあるので、係の人に「赤ん坊はいいの
ですか」と訊きました(クレーマーですかね)
係の女性も困り顔でしたが、演奏会と同じく未就学児童は同伴入場を遠慮させるべき
ではないでしょうか(こういうと子供連れに寛容でないと批判を食らいそうですが)
母親だってむずかる子供をあやしながら気兼ねしつつの鑑賞では楽しめないでしょう
子供からしても、不快な環境でしょうから(だから泣き叫ぶ)虐待だと思います

結局母子連れはそそくさと出て行きましたので(だったら来なけりゃいいのに)、金
返せとまでは行きませんでした(そこまで行ったらクレーマーですよね)

当初の予定では美術館のある砧公園内を散策するつもりでしたが、なにしろ暑い!
1時間に3本のバスが来るところだったので、後ろ髪を引かれることなく撤収
再び30分かけて田園調布駅に戻り、前回同様ネイティヴ経営(と思われる)町中華
美膳閣さんを再訪、前回と同じく酸辣湯麺+半チャンで950円(おぉ、値段もその
ままだ)でした(但し今回は昼酒を止めたのでホッピーセットはナシ)

値上げしていないことに感激したのでメニュー表をそのまま注文しましたが、壁を
見ると冷やし中華があるではありませんか、でも時既に遅し、決して酸辣湯麺でも
悪くはないので(ちょー熱かったけど)大人しくいただきました
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