「熟成したボルドー白」ワイン会

【2023年7月24日】
第1,100回の定例会を開催しました。
場所：港区新橋のイタリアン
人数：12名
会費：19,500円（食事代6,500円を含む）
ワインリスト：
1) 1990 Ch. Carbonnieux Blanc
2) 1988 Ch. Carbonnieux Blanc
3) 1972 Ch. Carbonnieux Blanc
4) 1988 Ch. La Louviere Blanc
5) 1982 Ch. La Louviere Blanc
6) 1970 Ch. La Louviere Blanc
7) 1990 Ch. de Fieuzal Blanc
8) 1988 Ch. de Fieuzal Blanc
9) 1990 Domaine de Chevalier Blanc
10) 1986 Domaine de Chevalier Blanc
11) 1990 Ch. Laville Haut Brion
12) 1985 Ch. Laville Haut Brion

個人的な好みでは、
☆☆☆☆ 11
☆☆☆ 6,7,8,9,10
☆☆ 　 1,2,4,12
☆ 5
でした。
今年6回目の☆☆☆☆が登場しました。（過去は1/16と2/6と2/27と2/27と3/27と4/24）

11)は、バニラや燻製や木樽や芝生やオレンジやマーマレードの香りと、甘いバニラやミネラル分や白桃やパッションフルーツや燻製の味わいでした。複雑な要素がバランスよく混ざり合った、凝縮感があり余韻の長い、素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待を大きく上回る、満足度の高い会でした。
各銘柄の印象は以下の通りです。

1)2)3) Ch. Carbonnieux Blanc
1988が最も若々しかったです。
1972は、コルクが脱落していて、残念な状態でした。

4)5)6) Ch. La Louviere Blanc
1988と1982は熟成が感じられましたが、驚いたことに1970は最も若々しかったです。
この時代は、酸化防止剤の投入量が違ったのでしょうか。

7)8) Ch. de Fieuzal Blanc
どちらも液漏れ痕があり、また8)はコルクも緩めだったので状態を心配しましたが、そんな懸念は全く無用の、素晴らしく溌溂としたワインでした。

9)10) Domaine de Chevalier Blanc
どちらも熟成のピークと思われる、安定感のある素晴らしい味わいでした。

11)12) Domaine de Chevalier Blanc
1990は大傑作でしたが、1985は熟成感がありました。

ボルドー白の会は年に1回しか企画しませんが、毎回驚きと喜びを与えてくれます。
一部銘柄を除いては値段も格安ですので、状態の良いものに絞って地道に買い足して行こうと思います。