「熟成したシャブリ」ワイン会

【2023年6月26日】
第1,097回の定例会を開催しました。
場所：港区新橋のイタリアン
人数：6名
会費：19,300円（食事代6,500円を含む）
ワインリスト：
1) 人数が少ないため開けませんでした
2) 1990 Chablis Cote de Lechet, La Chablisienne
3) 人数が少ないため開けませんでした
4) 1989 Chablis Fourchaume, La Chablisienne
5) 人数が少ないため開けませんでした
6) 1989 Chablis Grenouilles, La Chablisienne
7) 人数が少ないため開けませんでした
8) 1986 Chablis Les Preuses, Regnard
9) 人数が少ないため開けませんでした
10) 1980 Chablis Les Beugnons, Long-Depaquit
11) 人数が少ないため開けませんでした
12) 1979 Chablis Moutonne, Long Depaquit
個人的な好みでは、
☆☆☆ 2,12
☆☆ 　 4,6,10
☆ 8
でした。

2)は、ナッツやハチミツやオレンジやレモンの香りと、オレンジや金柑やハチミツやレモンやグレープフルーツの味わいでした。柑橘系の溌溂とした果実味にあふれた、まだ若々しさを感じさせるワインでした。確かに素晴らしく美味しかったのですが、10年20年前はもっと美味しかったのかも知れません。

12)は、木樽や燻製やナッツや白コショウの香りと、木樽やコーヒーやチョコレートや燻製や熟したリンゴの味わいでした。シャルドネでは滅多に生存者のいない年代ですが、このワインはしっかりと生きていました。なかなか飲む機会のない希少銘柄の、しかも古酒が良い状態で飲めて、手前味噌ですが感激しました。

全体的には、恐れていたような劣化ワインはなく、上々の出来でした。
低評価の8)は褐色に近い色合いでしたが、これさえも味わいでは酸化を殆ど感じませんでした。
そうは言っても、シャルドネは長期熟成には不向きだと思うので、シャルドネ古酒購入の際には、状態についての細心の注意が必要だと思います。