「1972ブルゴーニュ」ワイン会

【2023年6月19日】
第1,095回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のイタリアン
人数：9名
会費：22,400円（食事代6,500円を含む）
ワインリスト：
1) 1972 Cote de Beaune-Villages, P. Misserey et Frere
2) 1972 Pommard, Andre Millerin
3) 人数が少ないため開けませんでした
4) 1972 Morey Saint-Denis, Louis Latour
5) 1972 Chambolle Musigny, Jean Rahpet
6) 1972 Vosne Romanee, Clos Frantin
7) 1972 Nuits Saint-Georges Les Lavieres et Bas de Combe Cuvee Guillaume Labye, Hospices de Nuits elv. Caves des Batistines
8) 1972 Pernand Vergelesses Ile des Vergelesses, Louis Latour
9) 直前に人数が減ったため開けませんでした
10) 人数が少ないため開けませんでした
11) 1972 Clos Vougeot, Moillard
12) 1972 Chambertin, Jaffelin

個人的な好みでは、
☆☆☆ 7,11,12
☆☆ 　 1,4,5,6,8
☆ 2
でした。

7)は、動物っぽい腐葉土やチョコレートや白コショウやチェリーの甘い香りと、甘い紅茶や燻製やチェリーやイチゴの味わいでした。妖艶な風味で滑らかな舌触りの、優美な熟成ワインでした。オスピス・ド・ニュイの熟成ワインは、今まであまり良い記憶はなかったのですが、これは素晴らしかったです。

11)は、今日の９本の中では最も濃い色合いで、ミネラル分や鉄分や燻製や腐葉土やチェリーの香りと、甘いチェリーや白コショウや青野菜やチョコレートの味わいでした。きめ細かなタンニン分が感じられる、骨格のしっかりとした熟成ワインでした。

12)は、甘いチェリーや白コショウや動物っぽい腐葉土や燻製の香りと、甘い紅茶やローストしたナッツや旨味やチェリーやイチゴの味わいでした。複雑な風味とボリューム感を兼ね備えた、素晴らしい熟成ワインで、☆☆☆☆にしようか悩む水準でした。

全体的には、期待を上回る満足度の高い会でした。
酒齢50年を超えるにも拘らず、状態の悪いワインは1本だけでした。
共通の特徴は、華やかな甘味と円やかな酸味でした。
1972ブルゴーニュは比較的地味な評価でこの満足度ですので、もっと評価の高い1971や1969がどうなっているのかが、気になります。
これらのヴィンテージも、状態の良いワインが12本揃いましたら、特集を企画します。