「熟成したリオハ」ワイン会

【2023年6月12日】
第1,094回の定例会を開催しました。
場所：台東区上野のフレンチ
人数：8名
会費：19,400円（食事代6,500円を含む）
ワインリスト：
1) 人数が少ないため開けませんでした
2) 人数が少ないため開けませんでした
3) 1983 Rioja Reserva Vina Arana, La Rioja Alta
4) 1982 Rioja Crianza, Remelluri
5) 人数が少ないため開けませんでした
6) 人数が少ないため開けませんでした
7) 1975 Rioja Reserva Cerro Anon, Olarra
8) 1975 Rioja Gran Reserva, Campo Viejo
9) 1973 Rioja Reserva, Campo Viejo
10) 1970 Rioja Crianza Vina Lanciano, Lan
11) 1970 Rioja Gran Reserva Prado Enea, Muga
12) 1970 Rioja Reserva Ygay, Marques de Murrieta

個人的な好みでは、
☆☆☆ 10,11
☆☆ 　 3,4,7,8,9,12
☆
でした。

10)は、木樽や燻製やバニラやチョコレートや旨味の香りと、キャラメルやチョコレートや紅茶や燻製やプラムの味わいでした。とてもこの年代のワインとは思えぬ、ふくよかな果実味のある、素晴らしい熟成ワインでした。

11)は、同一ヴィンテージの3本の中では最も濃い色合いで、甘いバニラや動物っぽい腐葉土やプラムやチェリーの香りと、バニラやチョコレートや紅茶やプラムの味わいでした。凝縮感と収斂性のある果実味がたっぷりと感じられる、力強さと妖艶さを兼ね備えた、素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待を上回る満足度の高い会でした。
前回2022年5月のリオハの会では、樽の風味が果実味と比べて強過ぎて、バランスが悪い印象でしたが、今回はその経験を踏まえて臨んだからか、そういう印象はありませんでした。
共通の特徴は、アメリカンオークに由来する強い樽香と、口に含んだ際のチョコレートの風味でした。
熟成リオハは、比較的安価に入手できますので、根気よく買い足していくつもりです。