mixiユーザー(id:32437106)
2023年05月07日16:35
381 view
5月7日付け、石川県の地震情報 5日の本震直後、転倒したバイク、倒壊した家屋からの救出劇！コロナウィルスは間もなく5類に移行
 |
 |
 |
5月7日（日）
前日の5月6日、首都圏の東京・多摩地域は、日中の最高気温が27度に達する夏日を記録した。湿度は40％台から50％台、暑さによって、マスクを外して出歩く人々の姿がある。7日（日）は、一転して、午後から本降りの雨になった。最高気温は20度、湿度は90％に達した。毎年6月の梅雨に向けて、ゴールデンウィーク後から少しずつ湿度が高くなる傾向がある。いよいよ一般家庭では、除湿機の出番となった。
目次
�／祁織灰蹈淵Ε�ルスは、感染症法で間もなく5類へ
��5月5日（金・祝）に起こった石川県珠洲市の地震、救出された人々 地震への備えについて
目次
・第1章 5月7日（日）能登半島地震から2日経過
・第2章 2023年5月5日能登半島地震の詳細
・第3章 5月5日の地震による救出劇
�．灰蹈淵Ε�ルスは、感染症法で間もなく5類へ
ゴールデンウィーク明けの8日（月）から、感染症法において、新型コロナウィルスは、2類から5類へ移行し、インフレンザ並みに扱われる。
写真 掲載元 群馬県前橋市https:/
厚労省は、5月6日に、日本全国で確認された新型コロナの感染者数は6229人、感染による死亡者数は12人、人工呼吸器ECMOの装着を必要とする重症患者数は、前日比1人増となる74人と明らかにした。
NHK NEWS WEB https:/
最新5月7日、日本全国の感染者数は1万4436人、感染による死亡者数9人、重症患者数前日比±0となる74人である。
詳細 画像 掲載元 5月7日の感染者数 NHK NEWS WEB https:/
政府や自治体の長は、これまで密閉・密集・密室、いわゆる3密を避けるように、連日一般市民に注意をうながしてきた。感染者数が急増すると、緊急事態宣言を発して、飲食店には時短営業要請を出す。大規模イベントの主催者に対しては、人数制限付きでの開催を要請してきた。振り返ると、2020年のゴールデンウィークは、全国的に緊急事態宣言が発令されたことにより、各レジャー施設や公共施設は、軒並み休業を余儀なくされた。連休時にぎわう観光地の商店街もシャッターを閉めた。普段若者で溢れかえる渋谷の町も人影はまばらだった。3年前のＧＷはすっかり過去のこと、我々の日常生活は着実にコロナ前に戻ってきている。
続いて5月5日（金・祝）に石川県で起こった地震について取り上げる。
�◆�5月5日（金・祝）に起こった石川県珠洲市の地震、救出された人々 地震への備えについて＞
第1章 5月7日（日）能登半島地震から2日経過
能登半島の石川県珠洲市で震度6を観測した地震から50時間が経過した。珠洲市と同じ県内の能登町では、6日未明から気象庁により、大雨警報が発令されている。珠洲市では６日夕方、７４０世帯計１６３０人に避難指示が出された。大雨警報が出ている石川県では、5月８日（月）午前９時までの２４時間予想雨量は、加賀地方８０ミリ、能登地方６０ミリである。地震直後の雨は、土砂崩れを含む二次災害がおきやすい。気象庁によると、能登地方では５日（金・祝）に震度６強と５強の地震が観測された。震度１〜４の地震は56回、翌６日は震度１や２の地震が計１２回、７日は午前８時までに３回起きている。
時間が立つにつれて、本震直後の現地の様子が入ってくる。ツィッター上では、能登半島地震の衝撃により、走行中のバイクが転倒した様子が、動画にて公開された。投稿主は、ゆーくらすさん、自身は震源地の程近くに滞在していたという。道路の路肩にバイクをとめた際、地震の揺れによって、横倒しになった。搭載していたドライブレコーダーが、丁度前方を走るバイクのライダーが、バランスを失って倒れ込む瞬間をとらえていた。
ゆーくらすさんは、自身のバイクを起き上がらせると、転倒したバイクのライダーの下へ駆けつけたという。
防災マニュアルによると、バイクの走行中、大きな地震にあった場合、車とほぼ同じ対応をした方が良いと書かれていた。高速道路を走行中、揺れを感じた際、速やかに減速させ、バイクを左側に寄せる。ハンドルロックをせずに、鍵をかけたまま、その場から離れる。最も大事なのは自身の命、バイクを置いて、避難所へ向うことが先決だ。
写真 掲載元 ヤマダ発動機による解説文とイラスト
https:/
幸いにも、ドライブレコーダーに写ったバイクのライダーに大きな怪我はなかった。地震は予知できないからこそ、日ごろからの備えが必要である。7日夜も大雨と共に、余震が続いている。
詳細 ねとらぼ 2023年5月7日12時付け https:/
以下、第2章と第3章は、5月5日（金・祝）23時代に更新した日記、本震の様子を伝えている。
第2章 2023年5月5日能登半島地震の詳細
5月5日午後2時42分頃、全国のテレビで緊急地震速報が流れ、人々の間に緊張感が高まった。速報値では、「能登半島に強い揺れを警戒」と出た。
気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは6,5、震源の深さは12ｋｍ、午後8時に朝日新聞DEGITAL記事によると、地震による強い揺れが原因による死亡者は1名確認されたという。最大震度は石川県珠洲市で観測した震度６強である。
写真＝各地域の震度分布図 掲載元 NHK NEWS 2023年5月5日21時5分更新
https:/
以下 朝日新聞DEGITAL記事引用 https:/
午後4時までに震度4を含む震度1以上の地震を13回観測した。高い建物が長時間揺れる長周期地震動は、立つことが困難となる「階級3」が珠洲市で観測された。4段階の階級のうち、上から2番目にあたる。今年2月に緊急地震速報の基準に長周期地震動が含まれて以降、初めて長周期地震動の要素も踏まえて緊急地震速報が発表された。
能登半島では2020年12月から地震活動が活発化している。同年12月1日から今年5月5日午後2時までに、震度1以上を観測する地震が313回発生。この中で最も大きかったのは22年6月19日に起きた最大震度6弱（M5・4）だったが、今回はそれを上回った。石川県で震度6強以上を観測したのは、07年3月25日の能登半島地震以来16年1ヵ月半ぶりとなった。
＜引用終わり＞
同日午後9時58分頃、再度珠洲市で震度5強を観測する地震が起こった。本震の後に続く余震とみられている。
時に大きな揺れを引き起こす地震は、2つの波がある。2つの波の速度が異なることにより、我々は、緊急地震速報を通して、わずかに地震の揺れが起こる前に、キャッチすることが出来た。少しでも早く予知できれば、火の始末を確認し、避難時間を確保できる。屋内であれば、テーブルや机の下に逃げ込めば、転倒する家具からも保護される。日ごろの意識の違いが、明暗を別けると、災害対策の専門家は注意をうながす。
写真＝Ｓ波とＰ波の解説図 ちーがくんと地学の未来を考える 2022年2月25日
https:/
地震の波について、一つは揺れが弱くて、スピードが速いＰ波｛Primary（１番目の）｝、もう一つは、スピードは遅いものの、強い揺れを起こすＳ波｛Secondary（2番目の）である。2つの波の到達速度に差が生じるのは、性質が異なるからである。
Ｓ波は横波といい、垂直に振動する。対してＰ波は縦波とい、地震波の進行方向に振動する。
2つの波の性質の違いにより、科学的に大きな成果が得られた。その一つが、目に見えない地球内部の様子を知ることが出来たことにある。水のような液体に対して、Ｐ波は浸透するものの、Ｓ波は伝播しない。従って、地球内部は、固体の鉄でき出来た内核の周りを、外核に相当する液体の鉄が滞留していることが突き止められた。
緊急地震速報は、より早く伝わるＰ波を地震計がキャッチすると、リアルタイムにて、地上の観測所に伝わる。機器を管理する気象庁が、搭載した自動システムにより、予想される震源域と揺れの強さを出して、発信する。機械による自動感知から、発信することにより、正確性に欠けるとの指摘も上がる中、震源域はほぼ絞り込めていた。
地下に埋め込まれた地震感知計が、Ｐ波をキャッチした後、Ｓ波が到達するまで、時間差が生じる。地震学では、Ｐ波をキャッチ後、Ｓ波が到達するまでの間を「初期微動継続時間（Ｓ−Ｐ時間）とう。その長さは、震源から観測点の距離に比例する。 日本のシステムでは、このＳ−Ｐ時間（秒）に８を掛けて、震源までのおよその距離（ｋｍ）を弾き出す。
写真 掲載元 HOME J コーポレーション 緊急地震速報とは
https:/
気象庁によると、5月6日（土）は、西日本から中部地方、能登半島で広範囲にわたり雨が予想される。被災地域では、雨により土砂崩れを含む、二次災害の可能性が指摘されている。被害の全容はまだ掴めていない。
被災地域の住民は、余震に警戒しながらも日常生活を送る。地震学者は、東日本大震災を機に、列島自体が、地震の連鎖による「大変動期」に入ったとみている。一般市民に日ごろからの対策を呼びかけた。昭和56年（西暦1981年）5月31日以前の築42年になる旧耐震基準法の下で建てられた建造物を中心に、耐震改修工事を勧める。旧耐震基準法の下では、震度6以上を想定して作られていない。海や川、湖沼などの埋立地に建てられた建物は、倒壊する危険が高まる。
日本の歴史は、地震による破壊と再生の繰り返しだった。歴史を学ぶことにより、次の災害に備えて、対策をとることができる。我々日本人は、相次ぐ災害により、科学技術を進化させて、被害の緩和に努めてきた。今改めて科学の力が問われている。
第3章 5月5日の地震による救出劇
今回、適切な室内での避難において、助かった例が確認された。最大震度6を記録した石川県珠洲市内でスナックを営む西村信子さん（77）は、救出された経緯を語った。西村さんは、本震が起こった14時40分過ぎは、自宅1階の寝室で仮眠をとっていたという。突如突き上がるような振動で目が覚め、襖や扉が倒れる中、高さ50センチメートルのテーブルの下に飛び込んだ。
写真＝地震時テーブルの下に隠れるイメージ 掲載元 TOPPAN 防災のこころえ
https:/
自宅は、基礎となる柱が倒れたことにより、２階の部分は完全に崩れた。昼でも真っ暗な中、西村さんは、恐怖から動けなかったという。強い揺れが収まったとはいえ、一寸先も見えず、不安で震える中、思いがけない出来事があった。本震から30分後、「信子さん」と聞き覚えのある声により、一筋の光が差した。顔なじみの近所の男性が、安否を心配して、駆けつけてくれたのである。助かったと、安堵すると共に、近所の男性に合図を送った。通報により、消防隊員による救出作業に入り、病院へと運ばれた。地震が起きてからわずか1時間の出来事だった。幸い怪我の程度は軽く、入院措置など必要がなかったという。救出後も近所の住人から相次いで励ましの言葉をいただいた。80歳の夫から「奇跡やね」と再会の喜びを分かち合った。
詳細 救出劇のエピソード 2023年5月5日 朝日新聞DEGITAL 19時46分より
https:/
今回、西村信子さんが助かった要因はいくつかある。一つは、室内で最も安全とされる頑丈なテーブルに逃げ込んだこと、もう一つは日頃から近所の住人と顔を合わせて、信頼関係を築いていたことにある。
写真 掲載元 東京消防局より
地震が起こった際、彼女は仮眠中だった。強い揺れで目が覚めて、パニック状態になる中、いち早くテーブルの下へ飛び込んだ。転倒する家具の下敷きになることを避けることができ、家屋倒壊後救出されやすかった。近隣住人とネットワークを築いていたことも、助かった要因にあげられる。
倒壊した家の中に閉じ込められて、時間が立てば立つほど、空腹感が襲ってきて、体力も奪われる。西村信子さんは、本震が起こって30分後に近所の住人に声をかけられ、外の世界との連絡が繋がった。その後30分程で、レスキュー隊によって、助け出されたことにより、大きな体力の低下もなく、健康被害はなかった。確かに大切な住処を失った痛手は大きい。それでも体が無事であれば、生活再建の目処がたてやすい。本震が起こった5日5日は、夜を徹して、レスキュー隊による救出作業が続いている。
以下地震関連日記
2022年11月14日付け �〆膿�11月14日（月）付けニュース 1.地震速報より
https:/
2020年5月29日付け 岐阜県で群発地震が相次ぐ 1891年に発生した濃尾地震について 最新コロナ情報
https:/
2020年7月7日付け カリフォルニア州の地震の原因となるサンアンドレアス断層について
https:/
バイク乗車中に地震 → 転倒する記録映像に衝撃走る 走行中の地震、正しい対応は？
https:/
前日の5月6日、首都圏の東京・多摩地域は、日中の最高気温が27度に達する夏日を記録した。湿度は40％台から50％台、暑さによって、マスクを外して出歩く人々の姿がある。7日（日）は、一転して、午後から本降りの雨になった。最高気温は20度、湿度は90％に達した。毎年6月の梅雨に向けて、ゴールデンウィーク後から少しずつ湿度が高くなる傾向がある。いよいよ一般家庭では、除湿機の出番となった。
目次
�／祁織灰蹈淵Ε�ルスは、感染症法で間もなく5類へ
��5月5日（金・祝）に起こった石川県珠洲市の地震、救出された人々 地震への備えについて
目次
・第1章 5月7日（日）能登半島地震から2日経過
・第2章 2023年5月5日能登半島地震の詳細
・第3章 5月5日の地震による救出劇
�．灰蹈淵Ε�ルスは、感染症法で間もなく5類へ
ゴールデンウィーク明けの8日（月）から、感染症法において、新型コロナウィルスは、2類から5類へ移行し、インフレンザ並みに扱われる。
写真 掲載元 群馬県前橋市https:/
厚労省は、5月6日に、日本全国で確認された新型コロナの感染者数は6229人、感染による死亡者数は12人、人工呼吸器ECMOの装着を必要とする重症患者数は、前日比1人増となる74人と明らかにした。
NHK NEWS WEB https:/
最新5月7日、日本全国の感染者数は1万4436人、感染による死亡者数9人、重症患者数前日比±0となる74人である。
詳細 画像 掲載元 5月7日の感染者数 NHK NEWS WEB https:/
政府や自治体の長は、これまで密閉・密集・密室、いわゆる3密を避けるように、連日一般市民に注意をうながしてきた。感染者数が急増すると、緊急事態宣言を発して、飲食店には時短営業要請を出す。大規模イベントの主催者に対しては、人数制限付きでの開催を要請してきた。振り返ると、2020年のゴールデンウィークは、全国的に緊急事態宣言が発令されたことにより、各レジャー施設や公共施設は、軒並み休業を余儀なくされた。連休時にぎわう観光地の商店街もシャッターを閉めた。普段若者で溢れかえる渋谷の町も人影はまばらだった。3年前のＧＷはすっかり過去のこと、我々の日常生活は着実にコロナ前に戻ってきている。
続いて5月5日（金・祝）に石川県で起こった地震について取り上げる。
�◆�5月5日（金・祝）に起こった石川県珠洲市の地震、救出された人々 地震への備えについて＞
第1章 5月7日（日）能登半島地震から2日経過
能登半島の石川県珠洲市で震度6を観測した地震から50時間が経過した。珠洲市と同じ県内の能登町では、6日未明から気象庁により、大雨警報が発令されている。珠洲市では６日夕方、７４０世帯計１６３０人に避難指示が出された。大雨警報が出ている石川県では、5月８日（月）午前９時までの２４時間予想雨量は、加賀地方８０ミリ、能登地方６０ミリである。地震直後の雨は、土砂崩れを含む二次災害がおきやすい。気象庁によると、能登地方では５日（金・祝）に震度６強と５強の地震が観測された。震度１〜４の地震は56回、翌６日は震度１や２の地震が計１２回、７日は午前８時までに３回起きている。
時間が立つにつれて、本震直後の現地の様子が入ってくる。ツィッター上では、能登半島地震の衝撃により、走行中のバイクが転倒した様子が、動画にて公開された。投稿主は、ゆーくらすさん、自身は震源地の程近くに滞在していたという。道路の路肩にバイクをとめた際、地震の揺れによって、横倒しになった。搭載していたドライブレコーダーが、丁度前方を走るバイクのライダーが、バランスを失って倒れ込む瞬間をとらえていた。
ゆーくらすさんは、自身のバイクを起き上がらせると、転倒したバイクのライダーの下へ駆けつけたという。
防災マニュアルによると、バイクの走行中、大きな地震にあった場合、車とほぼ同じ対応をした方が良いと書かれていた。高速道路を走行中、揺れを感じた際、速やかに減速させ、バイクを左側に寄せる。ハンドルロックをせずに、鍵をかけたまま、その場から離れる。最も大事なのは自身の命、バイクを置いて、避難所へ向うことが先決だ。
写真 掲載元 ヤマダ発動機による解説文とイラスト
https:/
幸いにも、ドライブレコーダーに写ったバイクのライダーに大きな怪我はなかった。地震は予知できないからこそ、日ごろからの備えが必要である。7日夜も大雨と共に、余震が続いている。
詳細 ねとらぼ 2023年5月7日12時付け https:/
以下、第2章と第3章は、5月5日（金・祝）23時代に更新した日記、本震の様子を伝えている。
第2章 2023年5月5日能登半島地震の詳細
5月5日午後2時42分頃、全国のテレビで緊急地震速報が流れ、人々の間に緊張感が高まった。速報値では、「能登半島に強い揺れを警戒」と出た。
気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは6,5、震源の深さは12ｋｍ、午後8時に朝日新聞DEGITAL記事によると、地震による強い揺れが原因による死亡者は1名確認されたという。最大震度は石川県珠洲市で観測した震度６強である。
写真＝各地域の震度分布図 掲載元 NHK NEWS 2023年5月5日21時5分更新
https:/
以下 朝日新聞DEGITAL記事引用 https:/
午後4時までに震度4を含む震度1以上の地震を13回観測した。高い建物が長時間揺れる長周期地震動は、立つことが困難となる「階級3」が珠洲市で観測された。4段階の階級のうち、上から2番目にあたる。今年2月に緊急地震速報の基準に長周期地震動が含まれて以降、初めて長周期地震動の要素も踏まえて緊急地震速報が発表された。
能登半島では2020年12月から地震活動が活発化している。同年12月1日から今年5月5日午後2時までに、震度1以上を観測する地震が313回発生。この中で最も大きかったのは22年6月19日に起きた最大震度6弱（M5・4）だったが、今回はそれを上回った。石川県で震度6強以上を観測したのは、07年3月25日の能登半島地震以来16年1ヵ月半ぶりとなった。
＜引用終わり＞
同日午後9時58分頃、再度珠洲市で震度5強を観測する地震が起こった。本震の後に続く余震とみられている。
時に大きな揺れを引き起こす地震は、2つの波がある。2つの波の速度が異なることにより、我々は、緊急地震速報を通して、わずかに地震の揺れが起こる前に、キャッチすることが出来た。少しでも早く予知できれば、火の始末を確認し、避難時間を確保できる。屋内であれば、テーブルや机の下に逃げ込めば、転倒する家具からも保護される。日ごろの意識の違いが、明暗を別けると、災害対策の専門家は注意をうながす。
写真＝Ｓ波とＰ波の解説図 ちーがくんと地学の未来を考える 2022年2月25日
https:/
地震の波について、一つは揺れが弱くて、スピードが速いＰ波｛Primary（１番目の）｝、もう一つは、スピードは遅いものの、強い揺れを起こすＳ波｛Secondary（2番目の）である。2つの波の到達速度に差が生じるのは、性質が異なるからである。
Ｓ波は横波といい、垂直に振動する。対してＰ波は縦波とい、地震波の進行方向に振動する。
2つの波の性質の違いにより、科学的に大きな成果が得られた。その一つが、目に見えない地球内部の様子を知ることが出来たことにある。水のような液体に対して、Ｐ波は浸透するものの、Ｓ波は伝播しない。従って、地球内部は、固体の鉄でき出来た内核の周りを、外核に相当する液体の鉄が滞留していることが突き止められた。
緊急地震速報は、より早く伝わるＰ波を地震計がキャッチすると、リアルタイムにて、地上の観測所に伝わる。機器を管理する気象庁が、搭載した自動システムにより、予想される震源域と揺れの強さを出して、発信する。機械による自動感知から、発信することにより、正確性に欠けるとの指摘も上がる中、震源域はほぼ絞り込めていた。
地下に埋め込まれた地震感知計が、Ｐ波をキャッチした後、Ｓ波が到達するまで、時間差が生じる。地震学では、Ｐ波をキャッチ後、Ｓ波が到達するまでの間を「初期微動継続時間（Ｓ−Ｐ時間）とう。その長さは、震源から観測点の距離に比例する。 日本のシステムでは、このＳ−Ｐ時間（秒）に８を掛けて、震源までのおよその距離（ｋｍ）を弾き出す。
写真 掲載元 HOME J コーポレーション 緊急地震速報とは
https:/
気象庁によると、5月6日（土）は、西日本から中部地方、能登半島で広範囲にわたり雨が予想される。被災地域では、雨により土砂崩れを含む、二次災害の可能性が指摘されている。被害の全容はまだ掴めていない。
被災地域の住民は、余震に警戒しながらも日常生活を送る。地震学者は、東日本大震災を機に、列島自体が、地震の連鎖による「大変動期」に入ったとみている。一般市民に日ごろからの対策を呼びかけた。昭和56年（西暦1981年）5月31日以前の築42年になる旧耐震基準法の下で建てられた建造物を中心に、耐震改修工事を勧める。旧耐震基準法の下では、震度6以上を想定して作られていない。海や川、湖沼などの埋立地に建てられた建物は、倒壊する危険が高まる。
日本の歴史は、地震による破壊と再生の繰り返しだった。歴史を学ぶことにより、次の災害に備えて、対策をとることができる。我々日本人は、相次ぐ災害により、科学技術を進化させて、被害の緩和に努めてきた。今改めて科学の力が問われている。
第3章 5月5日の地震による救出劇
今回、適切な室内での避難において、助かった例が確認された。最大震度6を記録した石川県珠洲市内でスナックを営む西村信子さん（77）は、救出された経緯を語った。西村さんは、本震が起こった14時40分過ぎは、自宅1階の寝室で仮眠をとっていたという。突如突き上がるような振動で目が覚め、襖や扉が倒れる中、高さ50センチメートルのテーブルの下に飛び込んだ。
写真＝地震時テーブルの下に隠れるイメージ 掲載元 TOPPAN 防災のこころえ
https:/
自宅は、基礎となる柱が倒れたことにより、２階の部分は完全に崩れた。昼でも真っ暗な中、西村さんは、恐怖から動けなかったという。強い揺れが収まったとはいえ、一寸先も見えず、不安で震える中、思いがけない出来事があった。本震から30分後、「信子さん」と聞き覚えのある声により、一筋の光が差した。顔なじみの近所の男性が、安否を心配して、駆けつけてくれたのである。助かったと、安堵すると共に、近所の男性に合図を送った。通報により、消防隊員による救出作業に入り、病院へと運ばれた。地震が起きてからわずか1時間の出来事だった。幸い怪我の程度は軽く、入院措置など必要がなかったという。救出後も近所の住人から相次いで励ましの言葉をいただいた。80歳の夫から「奇跡やね」と再会の喜びを分かち合った。
詳細 救出劇のエピソード 2023年5月5日 朝日新聞DEGITAL 19時46分より
https:/
今回、西村信子さんが助かった要因はいくつかある。一つは、室内で最も安全とされる頑丈なテーブルに逃げ込んだこと、もう一つは日頃から近所の住人と顔を合わせて、信頼関係を築いていたことにある。
写真 掲載元 東京消防局より
地震が起こった際、彼女は仮眠中だった。強い揺れで目が覚めて、パニック状態になる中、いち早くテーブルの下へ飛び込んだ。転倒する家具の下敷きになることを避けることができ、家屋倒壊後救出されやすかった。近隣住人とネットワークを築いていたことも、助かった要因にあげられる。
倒壊した家の中に閉じ込められて、時間が立てば立つほど、空腹感が襲ってきて、体力も奪われる。西村信子さんは、本震が起こって30分後に近所の住人に声をかけられ、外の世界との連絡が繋がった。その後30分程で、レスキュー隊によって、助け出されたことにより、大きな体力の低下もなく、健康被害はなかった。確かに大切な住処を失った痛手は大きい。それでも体が無事であれば、生活再建の目処がたてやすい。本震が起こった5日5日は、夜を徹して、レスキュー隊による救出作業が続いている。
以下地震関連日記
2022年11月14日付け �〆膿�11月14日（月）付けニュース 1.地震速報より
https:/
2020年5月29日付け 岐阜県で群発地震が相次ぐ 1891年に発生した濃尾地震について 最新コロナ情報
https:/
2020年7月7日付け カリフォルニア州の地震の原因となるサンアンドレアス断層について
https:/
バイク乗車中に地震 → 転倒する記録映像に衝撃走る 走行中の地震、正しい対応は？
https:/
4
2
最近の日記
- 緊迫する中東情勢 4月20日から5月15日 停…
2024年05月16日13:59
- 中央アジアのウズベギスタンの歩み（ミルジ…
2024年05月05日21:15
- カタールの歴史 イスラム教受容から現在の…
2024年04月26日02:21
- 緊迫する中東情勢 3月から4月19日 イスラ…
2024年04月21日22:21
- 大地震の予兆を掴めるのか！研究最前線 4…
2024年04月19日22:48
ログインしてコメントを確認・投稿する