昼酒で満腹苦しい

　先日、牡丹寺こと薬王院を偵察の折新目白通りから東長崎のほうに坂を上がって行ったのは、知る人ぞ知る町中華「松月」。まあ何というか今時素晴らしい店で、お昼過ぎの二時ころだけど列は長くないモノの並んでる。昼酒目当てでみんな知ってるんだ。
　普通のチャーハン、と言っても大盛に近く、肉の塊がゴロゴロ。５００円という値段に驚く。上チャーハンで飲む手もある。でかいから揚げ二個その他がついてる。６５０円かな。僕は餃子とビールから始めたので普通のチャーハン。ビールから焼酎水割りに代えた。全部で１６００円。昼から腹いっぱいで酔った。
　ここは昔の有名漫画家が住んでたアパートの近くで、この店も昭和の時代からあったみたい。安いと一言にいうけど。みんな貧乏だったころ、店の旦那さん夫婦には、美味しく安いものをたらふく食わせるのがそもそも好きというか、一種の気概だろう。
　ごちそう様した後、新目白通りに出ようとするとバイクにまたがった旦那に挨拶する。うれしそうな笑顔が返ってくる。お酒や食材の補充に向かうらしい。仕事が楽しい気分がこっちにも伝わる。最近体調を崩して休んでたけど、すぐ復活した。なんかうれしい店。