みんなとは違う
それは普通じゃないと
言われる
どんなふうに違うのか
普通のみんなには分からない
なので
普通のみんなにわかるように
たとえで説明してくれた
普通のみんなは
液体なのだそう
液体だから
どんな形状の容器にも
入ることができる
これは
既存の社会の枠組みに
適応している状態
普通のみんなと
違うその人は
固体なのだそう
固体だから
形状の違う容器には
入れない
丸い個体は
丸い容器でないと入れない
四角い容器には入れない
無理に入ろうとすると
自分か容器のどちらかが
壊れてしまう
これは
既存の社会の枠組みに
適応していない状態
固体がうまく入るには
固体にあった容器が
必要なように
既存の社会の枠組みに
適応できない状態なら
社会の枠組みを
変えることが必要
変えるにしても
限度があって
際限なくは変えれない
限度内での枠組みの変更などを
合理的配慮の提供と
いうのだそう
合理的か合理的でないかは
社会が決める
社会ってみんな
社会って私
社会ってあなた
私やあなたやみんなが
受容的であればあるほど
合理的な範囲は広がっていく
普通のみんなと違う人に
優しい社会になっていく
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