福島駅から福島交通の電車でしばらく行くと、医王寺前駅がある。前と言っても1キロ近く離れているけど、医王寺に向かう。
本堂は右にあるが、参道をまっすぐ行って鯖野薬師堂に行く。
ここは奥州藤原氏の命で源義経の側近になった佐藤兄弟の菩提寺で、義経の平家追討に同行、その後戦死した。義経と弁慶が頼朝の追っ手を逃れるため平泉に行く途中に寄ったという。そして義経マニアの芭蕉が訪れることとなった。
俳句も詠んでいる。笈も太刀も 五月に飾れ 紙のぼり その奥の細道の追っかけで後代の文人や今の天皇までが訪れることとなる。今日は天皇誕生日なのでうまい事つながった。
本堂と瑠璃光殿(宝物殿)なども見学できる。300円。
芭蕉はその後飯坂温泉に一泊した。
芭蕉が入ったという共同浴場鯖湖湯。夜に入ったが熱い湯だった。200円。
近くに旧堀切邸という名主の家があり写真をあまり撮っていないが、ひなまつりの展示が中であった。無料。
宿泊した聚楽の部屋より摺上川上流方面を見る。芭蕉はすぐ下流あたりに泊まったらしい。
名物らしい円盤餃子。周りは果物が名物のようで。
以上あまり写真は撮っていないが、古くからある温泉の雰囲気はある場所だった。
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