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2023年02月15日20:35

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アトリエの朝倉文夫@朝倉彫塑館〜自画像としての風景 佐伯祐三@東京ステーションギャラリー

昨年が生誕100年であった舞台美術家の朝倉攝さん、そのご父君の朝倉文夫翁は今年が
生誕140年、それを記念した展示会が開かれているということで日暮里まで行って参り
ました(本日は学芸員によるギャラリートークがあるのです)

朝倉翁の作品は以前タモリ倶楽部で紹介されており、いつか行ってみたいと思っていた
ものの、それだけで日暮里まで行くというのもね
今回は帰路東京駅でぶらり途中下車して、美術展のハシゴをしようと

まずは朝倉翁の彫刻展、生前のアトリエを再現して、そこに作品を集め、翁がそれを満
足げに眺めているところを観客にも味わってもらおうという趣旨
足の踏み場もないというと大げさですが、それでも所狭しと(等身大の)ブロンズ像が
並ぶ様は壮観です
小村寿太郎像なんかは身の丈3mは超えているであろう(しかも座像ですから)それに
見下ろされていると平伏したくなります

タモリ倶楽部で紹介されていた平和来は慶応キャンパスにあるらしいが、さすがにそれ
は運び込まれていない、しかし水の猛者も競技前も並べて陳列されていました

ギャラリートークを含めて45分ほどですが、日本のロダンといわれた朝倉作品を堪能
いたしました

続いての佐伯祐三展はFBで松浦先輩が紹介されており、またタイミングよく昨日BS
日テレのぶらぶら美術・博物館で東京ステーションギャラリーの冨田館長ジキジキに
解説されておられ、ワタシはちょうどその放映時に都響の定期でショーソンを聴いて
おりましたので、録画したものを本日早朝に拝見しました

しかし事前学習しなくても、その絵のうまさは充分感じられました(もちろん作品の
背景を知っておくというのは意味がありますが)
画才があるというのはこういうことなのか、1日1枚(多いときには午前と午後)画い
たという筆力、しかも画き飛ばしていないところがすごいですね
30歳という若さで結核のためパリで客死する、命と引き換えに画いたのでしょうね

年譜によると東京美術学校在学時に朝倉翁に彫塑を学んだこともあるらしい、今日の
美術鑑賞の選択の偶然に驚きました

両方とも画像撮影はNG、会場入り口風景はカメラに収めましたが、その画像を処理す
るレタッチソフトを使いこなせておりませんので(PCを入れ替えると、何かと大変)
とりあえず前もって用意しておいたフライヤーだけ添付しておきます
画像処理ができるようになったら、そのときに改めて
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