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2023年01月30日23:08

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通算成績

https://www.shogi.or.jp/game/record/all.html

生涯成績は短期間で大きく変化するものではなく、実力を反映し易いと思っている。
目を惹くのは矢張り、藤井竜王の勝率の高さ。デヴュー以来勝率8割をキープして
いるので、勝ち越しも250近く。実働6年で360対局もハイペースである。
続いて永瀬王座。藤井の2倍程の対局数で勝ち越しが250は見劣りがするが、
勝率は7割を超える超一流。少し年上の佐藤天彦九段が.640、豊島九段が.670なので
彼らより強いかもしれない。勿論6割5分以上でも超一流で、タイトル経験者ばかり。
菅井八段、斉藤慎太郎八段ら現A級棋士と面子は同じだ。

過去に1000対局時点で勝率7割をクリアした棋士は羽生九段のみと記憶している。
中原16世名人は僅かに届かなかったが、藤井は恐らく超えてくるだろう。
そこまで怪物でなくとも6割を維持していれば十分に一流で、谷川17世名人、
佐藤康光九段、森内九段、丸山九段、郷田九段、深浦九段、久保九段、木村九段、
山崎八段などが該当する。高橋九段も1000対局時点では6割以上だったかもしれない。
1000対局未満の棋士を拾ってみると、大橋六段が.723、服部五段が.761、
伊藤匠五段も.761と高勝率。昇段ペースの早い佐々木勇気七段は.662、A級に
近い位置にいる千田七段と近藤誠也七段が.676と流石の数字。

スポーツ選手ほどではないがプロ棋士も40代ぐらいからは下り坂で、通算成績も
負け越しになってゆくことが多い。勝ち星を集める一流棋士は少数なので、
其の他大勢の成績を均してゆくと5割を下るのが道理なのだ。其のような状況で、
近年活躍してないものの55年組は凄まじい貯金をしていた為、還暦を迎えようと
している人々なのにまだ勝ち越しが100前後あったりする。準優勝男の森下九段などは
260も勝ち越している。このクラスの成績に関して、実は左程驚きではないのだが
有森八段、日浦八段、神崎八段、小倉八段、佐藤秀司八段、平藤七段、矢倉七段などが
5割以上というのは意外だった。若手時代に勝っていた印象はあるが旬の時期は
短く、長くCクラスに在籍しているので自分の中で勝手にその他大勢扱いして
いたのだ。
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