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2023年01月19日20:30

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第330回マリーンコンサート@クイーンズサークル〜京都・智積院の名宝@サントリー美術館

昨年6月に会社の元上司と先輩とワタシ5人で小宴を持ちました(因みにこの上司は
ワタシが四季折々の花追い便りを送っているご婦人の旦那さまです)
そのとき日経連載中の小説「ふりさけ見れば」のことが話題になり、同じ作者による
「トーハク」のことに及びました
恥ずかしながら、ワタシは新聞小説はそれほど熱心に読んでおらず「トーハク」につ
いても知らなかったのですが、適当に話を合わせました(これが世渡りの術です)

で、その等伯を、折しもサントリー美術館で作品が展示されるということで遅ればせ
ながら文庫本で購入しましたが、すぐには読む気力がなく積読となっておりました
そうこうするうちにサントリー美術館の展示会期も終わりに近づき、たまたまコロナ
ワクチンの5回目を接種、その副反応で家に閉じ籠ることになるので読破しようかと

それが昨日完了しましたので、本日等伯作品を拝観しに行って参りました
Eテレの日曜美術館やBS日テレのぶらぶら美術・博物館でこの展示会の内容は知って
おりましたが、小説を読むと現物が観たくなるのです

その前に、月例の追っかけで神奈川県警音楽隊のマリーンコンサートを聴きにみなと
みらいへ(今日も桜木町から徒歩です)
コンサート拝聴後は、性懲りもなく今度こそ麺一筋さんで尾道ラーメンを食べようと
思っていたのですが、なんと閉店してしまったとのこと(こういう運命なのね)、直
接みなとみらいから六本木まで一直線で行くことになりました

安部龍太郎氏の描写で題材・画風について文章としては読んでおり、またTVで映像も
観てはおりましたが、実物の迫力には圧倒されました

小説については直木賞受賞作ということもあって、とにかく読んで面白い、戦国武将
とは違って画人ですから文献なども少ない、作者の安部氏は等伯作品そのものから想
像の翼を羽ばたかせ、自由にフィクションを繰り広げた感があります
等伯が焼き討ちにあった比叡山から逃げ出す際に救い出した僧侶が後に京都所司代
前田玄以になるとか、狩野派との確執から長子久蔵を謀殺されるとか、書きたい放題
ですね(ほとんど講談の世界です)

でもまぁ文章で読んだ作品が現実に目の前に現れ、頭の中で繋がることには快い満
足感がありました

ワクチンの副反応も今回は接種部の疼痛のみで、また等伯について教えて下さった
上司から今年いただいた年賀状がお年玉で切手シート当選となるなど、なにかとラッ
キーな新年のスタートでした(コーヒーサーバーは割れたけど)

マリーンコンサートのセットリストは(公式WSではサプライズ扱いで曲名が伏せら
れていました)下記の通りです
1.ミラクル・ショット
2.Je te veux
3.哀愁のセントラルパーク
4.Strike up the Band
5.糸
6.刑事ドラマ・テーマメドレー
 (太陽にほえろ〜Gメン75〜はぐれ刑事純情派〜西部警察)
アンコール:旭日章

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