ついに、ほんとうに、この日がやってきました
このお二人がそろってステージに立つお姿が、ほんとうに戻ってきました
はい、当日記筆者推しデュオ、RYTHEM(リズム)のお二人です
。東名阪での復活お披露目公演「トライアングルツアー」の最終日、東京公演であります。執り行われたのは年末は12月25日。ビッグなクリスマスプレゼント
。もう年があけてしばらく経っているので“お年玉”に変わってるかもしれないけど、いずれにしても2022年の最終盤に、この光景に立ち会うことができました
。
思えば、2011年2月のこちらの解散ライブからもうちょっとで12年…
(2011年2月27日@お台場)
https://open.mixi.jp/user/1875020/diary/1681533005
この間にゆいさん、ゆかさんともにいろいろなソロ活動のお姿で、お二人それぞれの想いや表現、そしてときにはお人柄そのものも観てきたような
。その2つの道がここでようやく交わり、そしてよりしっかりとした道になる瞬間。ソロ活動も続けながらというその復活のお姿は、わき道も許容しつつ、より強固な道へと歩み出すお姿そのものといえますね
お披露目でもあり、決意表明でもあり、そして何より「お帰り〜
」の場所に選ばれたのは、内幸町のイイノホール。決して巨大な会場ではありませんが、とにもかくにも格式高く、お祝いの場所としてよく似合います
。
そういえば、ライブハウス等での本当にわちゃわちゃとしたステージがあった一方で、こういった格式高い場所でのステージも、十数年前の当時にも結構あったこのお二人。そこだけでもご復帰は必然のものだったと感じます
。
ホワイエからは、このように目の前に日比谷公園が見えます。地図をみるといわゆる“野音”である大音楽堂が目と鼻の先にありますが、、
この日比谷公園も、小音楽堂を使っての“無料ライブ
”が執り行われたことがあるゆかりの地。“お披露目の場所”自体も、また必然という感じです。
このように高揚感を思いっきり高めたあと、16時半の開演時刻を迎えます。
まずはお二人そろった“RYTHEM”としてのお姿で。オープニングはデビュー曲でもある「ハルモニア」から。リリース時はまだお二人とも高校生だったはずですが、20年近くが経過しても、みずみずしさが変わりません。。。続いて「ホウキ雲」。最初の2曲だけでもうお二人の世界にもっていかれます。。。
この日は、およそ20年のここまでのあゆみを、お二人それぞれのソロでのお姿「新津由衣さん・Neat'sさん」、「yucatさん」と一緒に奏でていく、“スリーマンライブ”。もう2曲ほど、当時のRYTHEMの曲が披露されたあとは、出世作だった「万華鏡キラキラ」を除いてお二人それぞれのソロでの楽曲が続きます。楽曲もそうですが、当時のお二人の想い、それぞれのソロ活動に込めた想いも、一緒に場内に解き放ち…
12年前の“解散”当時には、森へ帰るRYTHEMおばけとして封印されていたその意図、いや、想いが、ここでしっかりと封が開けられ、物語の続きとしてつながっていくさまを見届けていきます。
さらに、お二人それぞれのソロアルバムの“レコ発ライブ
”でもあったこの日は、後半になると、その新譜からの曲が披露されていきます。
由衣さんのそれは、純粋に楽しさ満載という感じ。衣装もかなりポップなものに変わり(最初のRYTHEMとしてのお姿の時は、お二人お揃いでした)、いかにも弾けるぞ
というステージング。表情も楽しそうです
。
yucatさんのそれは、当初からのコンセプトであり、それまで封じ込めてきた想いを吐露する、ダークファンタジーのテーマを貫くもの。“旅”としての表現ですが、道のりが進んできたからか、希望がある感じ…という味付けも増してきているかなと
。
それぞれの道のりを解き放つと、RYTHEMとしての新曲も本編最後に披露されていきます。デビュー20周年の節目に向けて、このお二人一緒のお姿でも、新曲という名のこどもが育ってきています。その時にはアルバムが出る
ということだそうなので、大いに期待しちゃいますね。
そして、忘れてはいけません。なつかしさに一気に持っていかれたのが、アンコール。
1曲目は「ラプンツェル」。クリスマスならではとも言えそうなセレクトは、お二人のハーモニーを存分に味わうための時間です
。ここでさらにうっとりとしたあとに…
オーラスにセレクトされたのは、当時からの締め曲だった「三日月ラプソディー
」。最後に盛り上がる
というのが半ば定番だった、当時のステージの雰囲気も、この日ちゃんと復活
。マスク越しではあるものの、コロナ禍に負けずに客席からのコールも。純粋に盛り上がりつつも、感慨深いものがありました。
ことしは、上半期だけでもお二人だけのステージに20周年記念公演と、精力的にステージが組まれています。もともとリアルなステージも大事にされてきたお二人だけに、それぞれのソロのお姿とも合わせて、楽しみがこれからたくさん!という感じがしますね。まずはその狼煙をきちんと心に刻めたことに感謝なのであります
。
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