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2022年12月27日21:09

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イッツフォーリーズ公演 洪水の前@恵比寿エコー劇場

故いずみたく氏のミュージカルを上演するイッツフォーリーズを鵜山さんが演出するのは
ワタシの知る限りこれが6作品目となります
今回の公演についての情報はFBにてアンディーパパさんからいただきました
そのコメントにも書きましたが、ワタシはぴあに鵜山さんをアーティスト登録している
にも拘らず、その公演情報のメルマガを配信されませんでした
つまりぴあは演出家を関係アーティストとして認識していないのかという苦言
しかし、考えてみればぴあがいちいちアーティストを取捨選択しているとも思えません

ぴあはあくまでも情報をデジタルに処理しているにすぎませんので、これは公演主催者
のイッツフォーリーズ側が情報をぴあに提供していなかったのでしょう
公演内容には「鵜山仁の演出による」という文言はありましたが、これではぴあの方で
アーティスト項目として処理できなかったのでしょう
ここにデジタルぴあの限界がありますね

ここはワタシども鵜山さん関係者がSNSで連絡を取り合って情報を拡散するしかない
というわけで、アンパパさんのおかげで千秋楽を明日に控えた本日行って参りました

いずみたく氏は既に故人となられて今年は没後30年となります
新作はもう現れませんので、本作も25年ぶりの再演だそうです
因みに初演のときの狂言回し役は財津一郎氏、本日のラサール石井氏の役どころであり
ますが、正直な感想は財津氏で観たかった
ワタシは財津氏の舞台は拝観したことが無く、TVでもてなもんや三度笠は北海道では
放映していなかったので、それほど多くの印象はないのですが、竹本ピアノのCMを
見るだけで充分その魅力は伝わってきます

残念ながら本日のラサール氏は、一生懸命ではありましたが、一生懸命に終始して
いたような感じで、それだけでは本作の狂言回しの要求する水準には達していません
最近では芸人としてよりは政治的発言の方が主となっているようで、数年前の新国立
劇場公演のヘンリー4世のときのあのハイテンションぶりはなんだったのかと
もちろん、お笑い芸人は政治的発言を控えろということまでは言いませんが、本分は
大事にしてもらいたいですね

本日の作品は、第二次世界大戦前夜の不安と退嬰という難しいテーマで、どうもそこ
に反戦・反体制のイメージを持ち込むとミュージカルという娯楽的要素との葛藤が
生じてしまうようです
ワタシにはいささ居心地の悪い舞台となりました

これが今年のワタシのシアターゴーイング締めの作品となります
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