「1986ソーテルヌ」ワイン会

【2022年12月27日】
第1,070回の定例会を開催しました。
場所：目黒区下目黒のフレンチ
人数：12名
会費：21,200円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1986 Ch. Doisy Dubroca
2) 1986 Ch. Lamothe Guignard
3) 1986 Ch. Rabaud Promis
4) 1986 Ch. Rayne Vigneau
5) 1986 Ch. Clos Haut Peyraguey
6) 1986 Ch. Suduiraut
7) 1986 Ch. Coutet
8) 1986 Ch. Lafaurie Peyraguey
9) 1986 Ch. Guiraud
10) 1986 Ch. Climens
11) 1986 Ch. Rieussec
12) 1986 Ch. d'Yquem

個人的な好みでは、
☆☆☆☆ 12
☆☆☆ 1,3,4,6,8,9,10,11
☆☆ 　　2,5
☆ 　 　 7
でした。
今年4回目の☆☆☆☆が登場しました。（過去は5/25, 8/8, 11/9）

12)は、甘いバニラや燻製や白コショウや白桃や洋梨やナッツやハチミツや貴腐の香りと、ハチミツやオレンジやパイナップルや白桃やリンゴの味わいでした。円やかでボリューム感があり、無駄な雑味が一切ない、舌触りが滑らかで余韻が非常に長い、陶酔感を与えてくれる素晴らしいワインでした。

全体的には、期待を大きく上回る素晴らしい会でした。
年代的にも甘味や凝縮感が減退していると予想していたのですが、そんなことはなく、溌溂とした甘みとボリューム感は健在でした。
ソーテルヌを始めとした甘口ワインは、その生産過程の手間暇を考えると、極めて過小評価されていると再認識しました。