「1987ブルゴーニュ」ワイン会

【2022年12月12日】
第1,068回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のイタリアン
人数：12名
会費：18,000円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1987 Volnay, Georges Glantenay & Fils
2) 1987 Nuits Saint-Georges Chateau Gris, Lupe-Cholet
3) 1987 Ladoix Le Clou d'Orge, Chevalier Pere & Fils
4) 1987 Pommard Les Jarolllieres, Henri Boillot
5) 1987 Morey Saint-Denis Les Faconnieres, Jean-Paul Magnien
6) 1987 Gevrey Chambertin Bel Air, Charles Quillardet
7) 1987 Chambolle Musigny Les Amoureuses, Andre Ziltener
8) 1987 Corton Les Languettes, Rene et Louis Lequin Freres
9) 1987 Echezeaux, Laboure-Roi
10) 1987 Clos de Vougeot, Charles Antonin
11) 1987 Clos de la Roche, Coquard Loison
12) 1987 Chanbertin Clos de Beze, Pierre Andre

個人的な好みでは、
☆☆☆ 10
☆☆ 　　1,3,4,5,7,8,11
☆ 　 　 2,9
でした。

10)は、ミネラル分や鉄分や腐葉土やチェリーの香りと、燻製肉や木樽やレッドベリーやチェリーの味わいでした。酸味と甘味のバランスが取れた、舌触りが滑らかで余韻が長い、優美な熟成ワインでした。

全体的には、期待を下回る低調な会でした。
傑出した味わいのワインが10)だけだったのに対して、出汁や醤油の風味が強く出たワインが複数ありました。
2)や9)は、外観は完璧なのにくたびれた味わいになっており、このヴィンテージが飲み頃をかなり過ぎている印象でした、
その反面、最高点の10)は、コルクの上面にカビが生え、かつコルク自体が１ミリくらい浮き上がっており、危険な外観だったのですが、中身は非常に健全でした。
今回は、マイナーな生産者のワインが中心でしたが、このヴィンテージのメジャーな生産者のワインの現状も確認してみようと思います。