「1988ボルドー」ワイン会

【2022年12月5日】
第1,067回の定例会を開催しました。
場所：港区麻布十番のビストロ
人数：12名
会費：20,600円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1988 Ch. Sansonnet
2) 1988 Ch. du Tailhas
3) 1988 Ch. La Pointe
4) 1988 Ch. La Tour de Mons
5) 1988 Ch. Chasse Spleen
6) 1988 Ch. Brane Cantenac
7) 1988 Ch. Troplong Mondot
8) 1988 Ch. La Fleur de Gay
9) 1988 Ch. Trotanoy
10) 1988 Ch. Cos d'Estournel
11) 1988 Ch. Pichon Longueville Comtesse de Lalande
12) 1988 Ch. Latour

個人的な好みでは、
☆☆☆ 9,11,12
☆☆ 　　1,2,3,5,6,7,8,10
☆ 　 　 4
でした。

9)は、ローストしたナッツや白コショウやチョコレートの香りと、チョコレートやペッパーやブラックカラントやチェリーの味わいでした。きめ細かな滑らかなタンニン分があり、凝縮感に富む、骨格のしっかりとした美しい熟成ワインでした。

11)は、ローストしたナッツや白コショウやブラックカラントや森の下草やチョコレートの香りと、ミルクチョコレートやブラックカラントや動物っぽい腐葉土の味わいでした。舌触りが滑らかで余韻が長い、優美な熟成ワインでした。

12)は、バニラや燻製やミルクチョコレートやナッツやブラックカラントの香りと、燻製肉やブラックカラントやレッドベリーの味わいでした。強烈な凝縮感があり粘度が高い、まだ若さの感じられるスケールの大きなワインでした。

全体的には、期待通りのハイレベルで、満足度の高い会でした。
1988ボルドーは、酸味とタンニン分が強くとっつきにくい印象がありましたが、34年の時間を経て、ようやくまろやかな飲み頃に近付いた印象でした。