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2022年12月03日11:11

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『線は、僕を描く』感想

〜大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。巨匠・篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく〜<映画.comさんより>

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巷の好評価と、原作(最初コミックかと思ったけど小説なのね)そのままのタイトルに惹かれて観賞。

途中まで、霜介の前髪が気になって、気になって。顔の表情がハッキリ見えないし。
でも、きっと、あれは、辛い過去が影を落として・・・のためだったのよね。

ある日霜介は「椿」が描かれた水墨画に魅了され、その涙する姿に何かを感じて、声をかける巨匠・篠田湖山。
やがて篠田の弟子となる霜介。それが気に入らない篠田の孫、千瑛。
篠田は千瑛にまともに指導してくれていなかった。

観賞するまでは、静かに描かれるイメージがあった水墨画。
それが、命がけのように、息を切らして描かれる様は、ダイナミックで、驚きだった。

霜介の過去が本当に辛い。スマホに残されていた妹の最後の声。
囚われたまま、ずっと前に進めないでいた。

※予告編
https://youtu.be/ej7ybPRvq1A

途中からふと「これ『ちはやふる』の雰囲気に似てるなあ」と思い、観賞後調べたら、その監督の作品で、ビックリ。

キャスト、皆、良かったぁ。主演2人は言わずもがな、脇役陣も凄く良かった。
富田靖子、一時、独壇場(笑)
江口洋介 、歳を重ねても、基本は、爽やかで優しい、好青年。そこに渋みがプラス。
三浦友和、いつの間に、こんなに重厚な存在感の俳優さんになってたの?素敵!

霜介は何枚もの白紙(過去)と向き合い・・・乗り越えてゆく。
千瑛もようやく篠田から声をかけてもらえた。
「やっと自分の線を見つけたな」
自分を変えていけるのは、自分しかいない。

全くしらなかった水墨画の世界。楽しめました。3.8☆
5 10

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