「1978ボルドー」ワイン会

【2022年11月14日】
第1,064回の定例会を開催しました。
場所：港区赤坂のイタリアン
人数：12名
会費：34,100円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1978 Ch. Ramage la Batisse, Haut Medoc
2) 1978 Ch, Lestage Darquier, Moulis
3) 1978 Ch. La Serre, St.-Emilion
4) 1978 Ch. Chauvin
5) 1978 Ch. La Gaffeliere
6) 1978 Ch. Malescot St.-Exupery
7) 1978 Ch. Grand Puy Lacoste
8) 1978 Ch. La Conseillante
9) 1978 Ch. Lynch Bages
10) 1978 Ch. Cos d'Estournel
11) 1978 Ch. Ducru Beaucaillou
12) 1978 Ch. Petrus

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　11,12
☆☆ 　　2,6,8,9,10
☆ 　 　 1,3,4,5
でした。

11)は、葉巻や紅茶や腐葉土やブラックカラントの香りと、燻製肉や紅茶や森の下草やブラックカラントの味わいでした。雑味のないピュアな風味の、美しい熟成ワインでした。

12)は、マッシュルームや甘いチョコレートや腐葉土や森の下草や木樽やバニラの香りと、紅茶やチョコレートやコーヒーやマッシュルームやブラックベリーの味わいでした。口腔内で優しくふんわりとバランスの取れた風味が広がり、いつまでも余韻が続く素晴らしい熟成ワインでした。限りなく☆☆☆☆に近いレベルでした。この1本だけ極端に高価(219,200円）なため、主催者としては緊張しましたが、良好な状態でほっと一息でした。

全体的には、期待を下回る低調な会でした。
青野菜やピーマンの風味が前面に出たものが多数あり、味わいのバランスが良くなかったです。
前回の同じテーマの際（2019年9月23日）にも同様の感想を述べているので、このヴィンテージのワインは難しい局面に入っているのかもしれません。