mixiユーザー(id:1506494)

2022年11月02日19:55

230 view

ミュージカル The Fantasticks @シアタークリエ

本日はワタシメの誕生日なので、セルフお祝いになにかコンサートでもなかろうかと
ぶらあぼで物色したのですが、平日マチネとなるとこれといったものがない(福井敬
さんのリサイタルがあるけど、そんなの完売に決まってますって)
関内ホールで落語会があるらしいので、それにしようかなと思っていたところ、スッキ
リにトレンディ・エンジェルの斎藤さんが出演されて(正確に言うとクイズっすの天の
声なので斎藤さんの親友という設定)、天の声さんのお友達がミュージカルに出られる
という告知、「どれどれ」とぴあで照会してみると11月2日にマチネがあるト、すぐに
ぽちっとして前売りをゲット、本日日比谷シアタークリエまで足を運んだ次第です

それというのもそのミュージカルというのがNYオフ・ブロードウェイで記録的ロング
ランを成し遂げた評判のもので、かつてワグネル2年のときそれを畑中先生指揮で演奏
する企画があったのです(結局それは沙汰止みとなりHairに変更となりましたが)
このとき事前調査として渋谷ジャンジャンまで観に行ったことがありました(1971年
暮れだったと思います)

日本ミュージカル界の大御所宝田明さんが狂言回しのエル・ガヨ役、友竹正則さんが
片方の父親役で出ておられました
その後同じ配役で1986年にも再演され、ワタシはこれも観ていると思います

今回は宝田さんも友竹さんも既に鬼籍に入られておりますので(老いたシェイクスピア
俳優役の天本英世さんも)、演出はもとより訳詩も全く異なるプロダクションでした
なによりもエル・ガヨは元宝塚男役の愛月ひかるさんが演じています
また装置もオフ・ブロードウェイに忠実で簡素な前回よりは盆なども使った多少劇場
的なものでしたが、バンドはピアノ・ベースにドラム、そしてハープが加わる、これは
前回もそうだったかな(ベース・ドラムについてはちょっと記憶が曖昧です)

第一部はほぼ前回の記憶通りでしたが、休憩後の第二部は記憶が曖昧になっている
Try to rememberでありました(わかるヒトだけがわかるでしょう)

斎藤さんに加えて、モーティマー役はアンガールズの山根さんが珍しくピンで参加
申し訳ないけど演技は斎藤さんの方が一枚も二枚も上手です(斎藤さんは歌もうまい
ですからね)
その他の役者の方はミュージカル界でいずれも名のある方なのでしょうけれど、ワタシ
は日本のミュージカル事情に明るくないので存じ上げませんでした
公演パンフレットにはプロファイルが掲載されていると思いますが、これが1800円!
いくら誕生日とはいえ、自前でプレゼントする金額ではありません
斎藤さんとペアを組むもう一人の父親役の今拓哉さんは、wikipediaで調べてみたら
岩崎宏美さんの現在の旦那さんだとか(へぇぇ)

今日はステージ写真の撮影も(カーテンコール後ですが)解禁となっていました
SNSアップも可だそうで、装置意匠の著作権云々よりは、宣伝してもらって集客に努め
る方が得策だという判断でしょう(それは間違っていないと思います)

観終わって(聴き終わって)改めて音楽的に優れたミュージカルだなと思いました
畑中先生が採り上げようと思われたのも納得です(残念ながら知名度でHairに負けた)

思ったより早く終演となりましたので、当初の予定(中目黒で夕食)を変更して横浜
まで戻り、高島屋5Fの野田岩さんで誕生日の正餐はうな重の楓(上から2番目のラン
クです)に七笑を冷やで、両親のポートレートを卓上に供えて、「産んでくれてあり
がとう、ここまで育つことができました」、ちょっと鼻水が出てきました

もちろんこの日記をいつも読んでくださる皆さまのおかげでもあります
衷心より「ありがとうございます」
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年11月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930