「熟成したサヴィニエール」ワイン会

【2022年9月5日】
第1,054回の定例会を開催しました。
場所：目黒区下目黒のフレンチ
人数：12名
会費：16,500円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト
1) 1990 Savennieres, Laffourcade
2) 1990 Savennieres Cuvee Armand Bizard Demi-Sec, Chateau d'Epire
3) 1990 Savennieres Clos des Perrieres, Chateau Soucherie
4) 1990 Savennieres Clos du Papillon, Closel
5) 1988 Savennieres Roche aux Moines, Chateau de Chamboureau
6) 1988 Savennieres, Baumard
7) 1985 Savennieres, Closel
8) 1981 Savennieres Clos de Saint Yves, Baumard
9) 1990 Savennieres Clos de La Coulee de Serrant, Nicolas Joly
10) 1989 Savennieres Clos de La Coulee de Serrant, Nicolas Joly
11) 1988 Savennieres Clos de La Coulee de Serrant, Madame A. Joly
12) 1987 Savennieres Clos de La Coulee de Serrant, Madame A. Joly

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　8,9
☆☆ 　　1,2,3,5,6,7,12
☆ 　 　 4,11
でした。

8)は、この年代とは思えない薄い色合いで、ミネラル分や燻製や油脂分や梨や桃の香りと、ミネラル分や白コショウやリンゴや梨の味わいでした。甘味と酸味のバランスがとれた、冷涼な風味が感じられる、素晴らしい熟成ワインでした。

9)は、甘いキャラメルや燻製や梨やハチミツやミネラル分の香りと、梨やリンゴやミネラル分やハチミツやメープルシロップの味わいでした。凝縮感と高い粘度のある、骨格のしっかりとした熟成ワインでした。

全体的には、期待をやや下回りました。
色合いの濃いものや、果実味の薄いものが、予想より多かったです。
ただ、色合いが多少濃くても風味への影響がないワインも複数あり、シュナンブランは長期の熟成に耐える品種であることを、再認識しました。