クライマックスに突入。ラスボスはどうやら間島のほうか。吉松のようなタイプは
どうやら脳内のデータベースにはなく、ラスボスとして場を支配するイメージが
全く湧かない。また其の後ろにいるアラン機関も漠然としており、キャラの
会話から得られる僅かな情報しかない。つまり、先が読めない展開になったのだ。
これは楽しい。
少し違和感を持ったのは、間島の作戦である1000人のテロリスト。無作為に
武器をばら撒いても、多くの市民は警察に届けて何事も起こらないのではないか。
死刑になりたい層をあぶりだして送り届けたほうが優る。凄腕クラッカーを
抱えているのだから、そのほうが現実味があると思うのだが。
然し、そういう疑問を補って余りある声優陣だ。インテリな狂人は少し前なら
岡本信彦の役どころだったが、最近は松岡禎丞の独占状態。ペテルギウス辺りが
分岐点と感じている。リコリス司令の沢海陽子は、甲斐田裕子の出現以前は
榊原良子の後継と見ていた声優である。話題作にキャスティングされるのは
久しぶりのような気もするが、大いに嵌っていて満足。
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